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2024/12/25 お知らせ
2学期終業式
12月25日(水)に、2学期終業式が行われました。
表彰式に参加する生徒は多目的ホールに集まり、各クラスに終業式の様子を配信しました。
校長先生から、高校生時代の実体験をもとにした「なぜ私は数学ができなくなったか」という話がありました。
東京都立高から青森県の高校に転校して、そこで感じた悔しさを糧に、人生で1番勉強して結果を出します。
しかし、公式に当てはめて問題を解く練習をする、解けない問題は、例題の解法を丸暗記するというやり方だったため、
無理やりの勉強法が、私が数学ができなくなった最大の原因だ、と話しました。
小石川生が発揮するような直感の良さ、数学の本質を見抜く力がきちんと身についていることが大切である。
例えば数式があると、その数式の意味することが何かという本質的な理解ができる、あるいは
頭の中で数式のもつ意味を想像することができる。それが数学ができるということなんだと生徒に伝えました。
数学は「なぜそうなっているか」「なぜそうなるのか」を考えてほしい。
頭の中での数や記号ではイメージや想像力がうまくいかない人は、数学を言葉に落とし込んで説明してください。
実は、数学は言葉をたくさん必要とする学問でもあります。だから国語ができないと数学はできないよ。と生徒を鼓舞しました。
その後、6年生へのメッセージ、相談シートの説明をしました。
次に、生活指導部主任から、冬休みの過ごし方や、自分との対話の大切さについて話をしました。
最後に、台風で自宅待機となった2学期始業式の分も含めて、表彰を行いました。
小石川の生徒は、学問やスポーツ、芸術など多くの分野で活躍をしています。
多目的ホールいっぱいに集まった生徒への表彰は、50分ほどかけて全員に行われました。