校章

東京都立小石川中等教育学校

学び

6年間の学び

クラスを理系・文系に分けることなく、すべての生徒がすべての教科・科目をバランスよく学ぶことで、広く深い知識に裏付けられた教養を育みます。

「小石川フィロソフィー」を通して、すべての生徒が6年間を貫く課題探求型学習に取り組み、課題解決に必要な思考力や判断力、表現力などを養います。

6年間の成長を支える魅力あるカリキュラム
6年間のカリキュラム(1.64MB)

年間授業計画

令和5年度「教科指導の重点」「年間授業計画」はこちらをご覧ください。

 

英語学習

英語科は以下のように各学年で校内コンテストを行うとともに、生徒全員が国内外の語学研修を経験します。また、3年生から5年生は小石川を訪れる海外の学校との交流において一緒に学校生活を送ったりディベートを行ったりします。
学年に応じて、全員が英語検定やGTECを受験しています。また、英語の授業は1年から6年まで習熟度別少人数授業を行ないます。

【コンテスト】

  • 1年 レシテーションコンテスト
  • 2年 スキットコンテスト
  • 3年 リサーチ&プレゼンテーションコンテスト
  • 4年 スピーチコンテスト
  • 5年 ポスターセッション

【校外での宿泊行事等】

  • 2年 国内語学研修(東京3日)
  • 3年 海外語学研修(オーストラリア14日)
  • 4年5年 SSH海外研修(希望者のみイギリス10日)
  • 5年 海外修学旅行(シンガポール・マレーシア5日)

※詳細は国際理解教育のページをご覧ください。

英語の授業

オンライン英会話

英語の授業では、生徒一人一人にタブレットパソコンが渡され、フィリピンの講師と3年生と5年生の全員が約30分にわたる一対一の英会話に取り組んでいます。

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第2外国語

4年生から自由選択科目として第2外国語を学ぶことができ、4年生は6割以上が学んでいます。ドイツ語、フランス語、中国語から選ぶことができます。
週に1回、8時間目に行っており、1単位を修得することができます。

総合的な学習の時間(前期課程)

【2年言語文化】

週1時間の言語文化の時間を英語科が担当しています。
国内語学研修のスキットコンテストに向けて、英語によるコミュニケーションを学びます。Photo bookの作成も行います。

【3年国際理解】

週1時間の国際理解の授業を英語科が担当しています。
海外語学研修に向けて英語で学校生活などについてプレゼンテーションや、現地校で行う日本文化プレゼンテーションの準備をします。研修後は海外で自分が興味を持った内容についてパワーポイントを用いて英語で発表します。

課題探究学習

小石川では1年から6年まで週1~2時間の課題探究学習の時間があり、これらの時間を小石川フィロソフィーと呼んでいます。

  • 1年 小石川フィロソフィーⅠ 
  •      言語スキル(総合的な学習の時間)
  • 2年 小石川フィロソフィーⅡ 
  •     数量スキル(総合的な学習の時間)
  • 3年 小石川フィロソフィーⅢ 
  •    プレ課題研究(総合的な学習の時間)
  • 4年 小石川フィロソフィーⅣ 
  •    論理的探究スキル(理数探究基礎)
  • 5年 小石川フィロソフィーⅤ 
  •    課題研究(学校設定科目)
  • 6年 小石川フィロソフィーⅥ 
  •   成果の発信(学校設定科目)
  •  

6年間を通して、「課題発見力」「継続的実践力」「創造的思考力」を育てます。

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※ 詳細は小石川フィロソフィーのページをご覧ください。

 

6年特講

6年生では週21時間の特別講座(特講)という自由選択科目が設定されています。
本校では文理分けをしませんが、特講は自分が興味をもっている科目や受験に必要な科目を選択履修します。

模擬選挙(3年公民)

3年生の公民では、事前授業で学生団体と現代社会の問題についてアクティブラーニングをします。授業当日は本物の装置を用いて、主権者として意識を高め、投票をしています。

模擬選挙

芸術(アート)

前期生は全員が音楽と美術と書道を学びます。
4年生は音楽・美術・書道のうち1教科を選択して学び、年度末には芸術発表会を行っています。

芸術

保育見学

3年生の家庭科の授業として近隣の幼稚園、保育園に見学に行きます。

保育見学

科学オリンピックへの挑戦

物理・化学・生物・地学・情報・数学などの科学オリンピックに毎年多くの生徒が挑戦しています。
そのために、学校で学ぶこと以外にも各自が多くのことを学んでいます。
2年生が4人1チームで参加する中学生科学コンテストや、4,5年生が6人1組で挑む科学の甲子園、数学甲子園など、その分野を極めたい生徒が自由に挑戦し、よい結果を残しています。

令和4年度には、生物と情報(女子)の分野において日本代表として国際オリンピックに参加しました。

令和元年度の例 
参加者:116人
本選出場:物理1名、生物1名、地学3名、情報3名、数学5名、中学生科学コンテスト1組

オリンピック

サイエンスカフェ・グローバルカフェ

校内で放課後に様々な分野のサイエンスカフェ(講演、実習)やグローバルカフェ(海外で活躍している方との交流、海外留学関連など)が年間各10回程度行われています。
理数の分野だけでなく、国際交流、将来自分が進むキャリアを考えるものなどについても幅広く行われています。事前申し込みですが、自由参加であり、保護者も参加できます。


※ サイエンスカフェについては理数教育(SSH)のページ、グローバルカフェについては国際理解教育のページにおいても紹介しています。

サイエンスカフェ

自習室

44のブース(自習スペース)を持つ自習室にはピーンと張りつめた緊張感があります。6年生は自習室の他に、チューターの待つ特別教室を活用したり、自分たちの教室では数式をはさんで議論したりする姿も見られます。

自習室は年末年始を除いて土日休日も開かれています。
前期生は部活動がない日に図書室を利用することが多いです。

自習室としての図書室

チューター制度

チューターとは、学習活動の補助や助言を与える者のことです。
本校OB・OGの大学生や退職教員、医学系予備校の講師が放課後に受験の学力向上だけでなく、学校選択や心構えなどの相談にのってくれます。毎曜日1~2人のチューターがきて、運営される第2自習室があります。

夏の講習

6年生の夏は忙しい。行事週間の準備に勤しみながら同時に受験に向けての夏季講習全48講座にも臨んでいるのだから。「あれか、これか」ではなく、「あれも、これも」の小石川生の真骨頂です。
もちろん1年~5年の講習も用意されており、中には毎年テーマを変えての「東京を歩こう」という講座もあります。

6年の夏休み

補講・補習

6年特講では、11月までに全内容を終わらせるべく土曜補講を行う教科もあります。
前期生に対しては、定例的な補講は位置付けられていませんが、授業中に行った小テストについて放課後などに追試や補習を行ったり、定期考査の前に希望者対象の補習を行ったりすることもあります。