東京都立小石川中等教育学校

小石川についてのQ&A

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小学生や保護者から問い合わせがあった質問についてのQ&Aを以下のようにまとめました。

  1. 1 本校の教育方針、校風についてのQ&A
  2. 2 学校生活、学校のきまりについてのQ&A
  3. 3 理数教育、SSH事業についてのQ&A
  4. 4 学習についてのQ&A
  5. 5 キャリア教育についてのQ&A
  6. 6 国際理解教育についてのQ&A
  7. 7 入試・学費等についてのQ&A

1 本校の教育方針、校風についてのQ&A

・ 学校生活で大切にしていることはどのようなことでしょうか。
→ 難関大学への進学だけを目標にした教育を行っているわけではありません。授業だけではなく、学校行事、部活動など学校生活全般に関して、自ら課題意識を持ち、考え、行動できることを大切にしています。
・ どのような児童に入学してほしいと思っていますか。
→ 日常の些細な事柄に対し疑問を持ち、それを自ら解決したいと考える小学生の入学を期待しています。
・ 生徒は小石川のどのようなところを魅力的だと思っているのでしょうか。
→ 全校生徒を対象に行ったアンケートでは、多くの生徒が行事週間に向けての取組をあげていました。前期生と後期生が一緒に活動する部活動をあげている生徒も多くいました。また、何かに秀でている生徒が多く会話が楽しい、頑張っていることをお互い認めあえるといったことをあげた生徒もいます
・ 学校生活の楽しいところと大変なところを教えてください。
→ 小石川では「生徒自治による活動」を重要視しています。授業以外の場面においても、生徒同士で考え、話し合いながら活動を行うことが多いです。多くの生徒が部活動や委員会、クラスの活動など様々な活動に励んでおり、充実した学校生活を送っています。
 その一方で、学校から出される課題の進め方や対人関係において悩むことがあるかもしれません。その場合には、担任や教科の先生だけでなく養護教諭やスクールカウンセラーに相談することもできます。

2 学校生活、学校のきまりについてのQ&A

・ 緊急時の連絡方法としての携帯電話やスマートフォンの所持は可能ですか。
→ 前期生は申請書を提出し、校外において保護者との連絡のみ使用可能です。
・ 自転車通学は可能ですか。
→ 通学時の安全を考え、中学生の自転車通学は禁止しています。
・ 部活動の兼部は可能ですか。
→ 兼部可能です。運動部の掛け持ちは難しいと思います。活動日が重なっていても、17時から別の部活動に参加する生徒もいます。
・ 前期課程は制服と聞いていますが、後期課程の服装について教えてください。
→ 後期生は私服ではなく、授業にふさわしい服装で過ごします。(小石川前期生の制服を着る生徒もいます。)
 式典や講演会、校外行事のときなどは前期課程の制服、またはそれに準じた服装(ブレザーにYシャツ等)を着用します。
・ 保護者が海外赴任になった場合に休学できる制度はありますか。
→ 中等教育学校前期課程在学中に保護者の転勤等により転学又は退学した場合、転学(退学)した年度の月を基準として2年以内であれば、在籍していた中等教育学校の検査等を経てから、転学または編入学の扱いで復学することができます。

3 理数教育、SSH事業についてのQ&A

・ SSHとは何ですか。
→ 将来の国際的な科学技術関係人材を育成するため、国が先進的な理数教育を実施する学校をスーパーサイエンスハイスクール(SSH)として指定しています。
 指定校は、各校が作成した5年間の事業計画によって選定され、先進的なカリキュラムや、観察・実験を通じた問題解決学習の開発・実践に取り組みます。SSHの取り組みは指定校ごとに特色があり、学校ごとに大きく異なります。各校の詳しい取り組み内容は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)のHPをご参照ください。
■参考Webページ
スーパーサイエンスハイスクール(JST)https://www.jst.go.jp/cpse/ssh/
・ 小石川のSSHの特色について教えてください。
→ 本校では、教育理念「立志」「開拓」「創作」に基づき、国際社会でリーダーとして活躍できる科学的人材の育成を目指しています。
 ここでいう科学的人材とは、理系の大学に進学する生徒だけではなく、どの分野においても科学的な見方や考え方を用いて、課題解決できる人材です。
・ 理科の授業では実験が多いですか。
→ 各分野の特性に合わせて多くの観察・実験を行い、本物から学ぶことを大切にしています。例えば、5年生の化学では80%以上が実験室で行う生徒実験です。
 教科書の記述一つ一つを実験で確認したり、得られた知識を活用して探究的に実験を行い、科学的な見方・考え方を養います。
・ プログラミング言語の学習は何をどの程度やりますか。
→ プログラミング言語の学習は技術科や情報科の授業で行います。情報科の授業ではScratchによるプログラミングを行い、作成したプログラムを小さなロボットに転送し、ロボットの制御・確認をします。さらに、10進BASICでのプログラミングを行います。
 プログラミングに興味をもつ生徒は、部活動やサイエンスカフェ等で、学年に関係なく、発展的に学ぶことができます。昨年度は、外部講師を招いてPythonやC++、Arduino等についての公開講座を行いました。9月に行われる創作展で使われる抽選システムは、生徒のオリジナルプログラムです。
・ 数々のコンクールで毎年賞を受賞していますが、そのような生徒さんはどのように取り組んでいるのでしょうか。
→ コンクールや科学オリンピックに参加する生徒は学校で選抜しているのではなく、挑戦したい生徒が自発的に参加しています。
 本校には6つの科学系部活動があり、所属する部員数は全校生徒数の約25%です。自然科学系コンクールで受賞した生徒の多くは科学系部活動に所属しており、仲間とともに切磋琢磨しながら研究や学習を行っています。

4 学習についてのQ&A

・ この学校ならではの授業がありますか。
→ 小石川は教養主義を理念としており、すべての教科・科目を深く学びます。そのため、一般の高校のように高校2年段階で理系・文系といったコース分けは行いません。受験に使わない教科科目を学ばないという考えではなく、5年までに全教科全科目を学んだ上で自分の進路を考えていきます。
・ 習熟度別で授業を実施している科目とその学年を教えてください。
→ 数学と英語は6年間を通じて習熟度別授業を行っています。
・ 授業の復習をするためには、家庭学習は何時間くらい必要ですか。
→ 家庭学習は、学校の課題を中心に毎日1~2時間程度取り組んでください。
・ 学習のサポートについて、放課後や長期休業中に補習や宿題はありますか。
→ 長期休業中は各学年で講習を行っています。各教科から宿題も出され、始業式の日には宿題確認テストも行っています。
・ 前期課程から後期課程への進級に条件はありますか。
→ 進級意思確認書を提出し入学料5650円(令和2年度例)を収めることで後期課程に進級できます。

5 キャリア教育についてのQ&A

・ 進路指導はいつぐらいからどのように行われていますか。
→ 前期課程(中学生)では職業観の育成を行います。1年生で東京寺子屋(職業人とのワークショップ)、2年生で職場体験を実施します。
 3年生夏休み後から将来の自分を実現するための進路指導がはじまります。4年、5年でオープンキャンパスに参加、校内における分野別模擬講義、大学の研究室訪問などを通して、将来の自分を実現するためにどの大学で何を学ぶのかを考えていきます。
・ 大学受験対策をどのように考えていますか。
→ 本校では、教育方針である小石川教養主義に基づき、学問の本質につながる授業を行っています。
 5年生までに全教科全科目を深く学ぶことで国立や私立難関大学の入試問題にも対応できるようになります。6年生の特講(自由選択講座)では、教養主義教育にプラスして、大学受験に必要な内容や自分が究めたい分野を学びます。
・ 大学での進路で理数系を希望していないと、この学校に向いていませんか。
→ 大学受験時は、本人の志望により文系・理系等志望する学科を選択します。令和2年度の6年生は9月時点で53%が文系、47%が理系でした。本校は小石川教養主義のもと、文理問わず、論理的思考力の獲得や人格の涵養を目指しています。6年間の学びの中で将来自分がやりたいことを見つけてほしいと思っています。

6 国際理解教育についてのQ&A

・ 東京グローバル10とは何ですか。
→ 東京都教育委員会の事業です。外国語授業の改善に向けた先進的取組や、学校独自の特色ある取組を実施するなど、意欲ある生徒の外国語力の向上を推進するとともに、積極的に国際交流を行い、国際理解教育を一層推進することを目的に、都立高等学校及び都立中等教育学校の中から10校を選定し、東京グローバル10を指定しています。
 本校は、外国語によるコミュニケーション能力、異文化への理解や適応力、国際貢献への意欲など、将来、国際社会の様々な分野・組織で活躍できるグローバルリーダーの育成に資する取組を行っています。
・ 海外の学校の生徒が小石川を訪れたときには、どのような活動をしますか。
→ 海外の学校の生徒と小石川生がバディを組んで、平常授業を一緒に受けたり、放課後、茶道や華道などの日本文化を体験してもらったり、部活動に参加してもらったりします。主に3年生から5年生が交流します。詳しくは本校ホームページの「国際理解教育」で紹介しています。
・ 海外留学では何をするのですか。また、選考基準や費用を教えてください。
→ 留学先国でホームステイをしながら現地校に通学して、その国の言語や文化を学びます。1か月に1回程度、留学だよりを作成し、本校に学習状況等を報告します。
・ 在学中に1年程度留学できますか。その場合は留年せずに進級できますか。
→ 在学中に1年間の留学をすることができます。留学中の単位が認定されれば、もとの学年に復学することができます。
 復学した生徒は、体験した海外と日本との文化や考え方の違いを留学体験報告会等で発表したり、海外の学校と交流するときには小石川の代表として集会のスピーチを引き受けるなど、積極的に交流に参加することや、留学中に得た知識や語学力を自分だけのものとせず、多くの人の役に立つように学校生活を送るように指導しています。
・ 海外大学に進学を希望するときに、学校としてどのようなサポートをしてくれますか。
→ 海外大学進学のための奨学金給付を受けられる団体を紹介します。また、書類選考で必要になる英文エッセイの添削指導もしています。

7 入試・学費等についてのQ&A

・ 特別枠募集とはどのようなものですか。
→ 本校では、自然科学分野の全国的なコンクール等に入賞し、入学後もその能力の伸長に努めることができる者ということで、全国科学コンクール個人の部で上位入賞した者を対象としています。
 例として、全国学芸サイエンスコンクール(理科自由研究部門)、自然科学観察コンクール、全国小・中学生作品コンクール(理科部門)、全日本学生児童発明くふう展の4つをお示ししています。応募資格については、事前に本校(03-3946-7171)まで問い合わせの上、ご確認ください。
・ 5年生のときに転校をしたのですが、報告書の記載については転校前の学校にも連絡するのですか。(海外からの転入も含む)
→ 現在の在籍校で記入するため、転校前の学校に連絡する必要はありません。
・ 納入金はいくらぐらいですか。
→ 教材費、国内外の語学研修を含む校外活動費を年間10回に分けて積み立てます。前期課程は給食費を含めて3年間で約87万円、後期課程は授業料も含めて3年間で約50万円です。なお、入学時は制服・体育着代、教材費などおよそ12万円がかかります。
・ 入学料・授業料は必要ですか。
→ 前期課程は義務教育段階のため、必要ありません。なお、後期課程では、都立高校と同額の入学料・授業料が必要となります。就学支援金等の制度もあります。