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東京都立小石川中等教育学校

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2024/03/18 教科の学習

4年生スピーチコンテスト

スピーチコンテスト3月14日(木)、各クラスの予選を通過した計16名によるスピーチコンテスト本選が行われました。

審査員賞決定の際、ジャッジの評価の合計は僅差で、1位から3位を決めるのにかなりの時間を要しました。
自分の主張・意見にインパクトがあり、その根拠がはっきりしているかどうか、またそれがどのくらい聴衆に伝わったか、を中心に協議しました。
間の取り方、話すスピード、聴衆へのアイコンタクトなども大切な要素となりました。

 3学期の論理表現の授業で行われたクラス予選で、全員が原稿なしで4分の英語スピーチを成し遂げられたことをたいへんうれしく思います。
このスピーチを通して伸びたのは一人一人のプレゼン力ばかりではありません。今回、毎回の授業にnativeのジャッジが2人ずつつき、評価しましたが、その評価の高かった人、また、全体的に評価の高かったクラスは、英検の合格率、または得点率も高い、という相関関係があることが明らかになりました。
スピーチを繰り返し声に出して練習する際、自分の声を自分の耳から聞くことになりますが、それがリスニング力の向上に、また、スピーキングで間を置かずに即座に返答できる会話力の向上につながったようです。今回、4Bのクラス予選はなかなかの高レベルだったのですが、それが4Bの英検の結果にも反映されています。

 このスピーチの経験を活かし、来年度は、校外の様々なスピーチコンテスト、ディベート、模擬国連などにも進んでトライし、さらに力をみがいてくれることを期待しています。