校章

東京都立小石川中等教育学校

ニュース

2023/12/25 その他

2学期終業式

終業式画像結合

12月25日(金)、オンラインによる終業式を行いました。
校長先生からは、1~5年生に実施した中高一貫教育校校長会実施アンケート結果の報告があり、小石川生の意識がどのように変わってきたか、というお話がありました。

1年生:はじめての行事習慣の経験があり、学校行事に肯定的な回答が増えた。
2年生:落ち着いて学校生活を見て、物事を批判的にみることができるようになってきている。
3年生:アデレードの経験から、学校生活全体を肯定的にとらえるようになった。
4年生:後期生になり、冷静に学校生活を分析するようになっている。
5年生:進路を真剣に考える時期が来て、そのことが数値に表れている。

中高一貫校11校の相互比較の分析では、アンケートで最も学校に対して肯定的であったのは小石川だったそうです。
また、校長自身の大学受験の失敗談を交えて、6年生への応援のメッセージが送られました。
さらに、体罰や性暴力に対する相談、冬休み中の様々な相談について、相談シートや相談機関についての説明がありました。

生活指導主任からは、行事習慣もあり長かった2学期を振り返って、生徒への指導が多い学期だったというお話がありました。
指導をした生徒の共通点は、「自分の中の正しさだけで行動している」ことで、正しさは一つではなく、周りの人からはどう見られるか、という事について考えが至っていない傾向があり、ぜひその行動を「やってもいい理由」でなく「やってはいけない理由」を考えてほしい、という内容でした。

また、来年の4月には自転車投稿にヘルメットを必ず着用するよう指導を行うようになる、というお話もありました。ヘルメットをするのは面倒だと思うかもしれないが、事故は自分がどれだけ注意しても、ルールを守らない他の人がいると避けられない。事故にあったときにヘルメットをしていないと、怪我がひどくなったり加害者からの賠償金が減額されたりして自分が損をしてしまうので、自治体の補助金が出ている間にぜひ格好いいヘルメットを買ってほしい、という話がありました。

また、6年生の受験への応援、5年生のシンガポール研修への安全の注意喚起、全学年の生徒が始業式に、当たり前のように元気な顔を見せてほしいというお話がありました。

終業式の後には表彰が行われました。

2学期表彰一覧 (124.8KB)