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東京都立小石川中等教育学校

ニュース

2022/11/25 SSH

東京工業大学 研究室訪問


令和4年11月21日(月)に、大学研究室訪問を実施しました。
これは本校OBの大学教授に研究室を公開していただき、先輩が中高生のときに自らの方向性をどう定め、努力したかを伺うことで、生徒が自分の将来像を描く一助としたいという企画です。

本年度の訪問先
(B)東京工業大学 大学院【大岡山キャンパス】
      生命理工学院         教授 林 宣宏 先生
      工学院 システム制御系    教授 中島 求 先生
      地球生命研究所

東工大1東工大2東工大3

生徒たちも知的好奇心を刺激され、非常に有意義な時間を過ごしました。自分自身の将来を考える良い機会になったのではないでしょうか。 

お忙しい中、訪問に快く対応してくださった林先生、中島先生、研究室の先生方、大学院生の方々、大変ありがとうございました。 

東工大4東工大5東工大6

 

(生徒の感想)

・実際に行ってみて話を聞かないと味わえない貴重な体験になった。先生方の研究内容は難しかったが、とても興味深く日々の学校での学習のモチベーションも上がった。
大学は好きなことの研究を通して、世の中の現象を追究するために勉強をする、そして興味を探すのだ、という先生のお言葉にとても納得した。また自分でも機会を探して研究室へと足を運んでみようと思う。本当に充実した時間だった。

・泳ぐロボットについて、ヒトの動きを再現するためにつけられた肩甲骨のモーターが興味深かった。動きの自由度を高める上での発想がすごいと感じた。
ドルフィンキックを胸郭から打ったり、肩甲骨を使ってリカバリーをしたりと、細部までこだわっていることに驚嘆しました。

・カテゴリーや分野に絞られずに、好きなことを研究する、という考えが新鮮で面白かった。
メインの研究室などは別のキャンパスにあると言っていたが、それでも広かった。外国の方が多くてびっくりした。

・研究がはかどるような設備がたくさんあり、こんなところで研究できたら楽しそうだなと思った。学生さんたちがとても親切で居心地がよかった。
自分がやりたいことも重要だが、それ以外にも設備や研究していく上での環境もそれと同じくらい重要なのだと思った。その上で、自分がやりたいことを見つけ、それに向けて行動していきたい。

・選りすぐりの技術が総合されていて、学生たちの交流も盛んであることを理解した。

・研究の最終的な目的が人間の生活を良くしていくというものだと楽しめそうだと思った。最終的なゴールが人の役に立つことで、これらの研究はその手段の1つでしかないのだということを知れた。だからこそ、大学は様々な分野が融合されているのだと思った。