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2022/02/02 国際理解
第7回グローバルカフェ「アフガニスタンのリアル」
2022年1月29日(土)に、国境なき医師団で看護師としてアフガニスタンで活躍されている倉之段 千恵氏をお招きし、第7回グローバルカフェをオンラインで実施しました。普段ニュースの報道等でしかなかなか知ることのできないアフガニスタンの現状や、国境なき医師団とはどのような団体なのか、将来医療や海外の道への希望も多い小石川の生徒たちに、倉之段看護師のこれまでの活動や活動に対する思い等を通じて、現地から語っていただきました。
当日は多目的ホールとオンライン参加のハイブリッド開催とし、延べ100名近くの生徒・保護者にご参加いただきました。また生徒たちは自主的に事前学習会を開催し、今回のテーマに対する彼らの興味や意欲の高さが垣間見える講演会となりました。
以下、生徒の感想の抜粋です。
“直接先生の話を聞き、教室で学ぶだけでは得られないことを知りました。私たちには、まだまだ学ばなければならないことがたくさんあるのだと痛感させられました。”
“私たちに出来ることは少ないからこそ、このような形で、事実を知ることが大切だと思います。将来はなんらかの形で国際協力できたらと思います。”
“学んだことはたくさんありますが、一番心に残ったのは、私達にとっての過酷な環境が、そこに住む人にとっては普通なのだというところです。”
“個人的には資金の97%が民間の人の寄付ということに驚いた。私も少額しかできないが寄付してみたいと思った。”
“国境なき医師団が、医療物資が日本より不足している場所でも医療に従事している様子を見て、自分たちに何かできることがあるのかと考えさせられました。”
”講演の中の「日本では見ない症例の患者さんばかりで」という所が印象に残っています。衛生的でない環境であったり、地域によっては紛争などの理不尽な状況であったりする中で国境なき医師団の皆さんが奮闘されている事がありありと想像できた一言でした。”