2021/03/23 SSH

マスフォーラム

３月20日（土）、令和２年度　マスフォーラム（数学生徒研究交流会）が開催されました。

マスフォーラムは、中高生が集まり、数学に関する研究発表を通して数学への興味・関心を深めるとともに、次世代の数学研究者のネットワークを広げ、将来の数学研究に寄与することを目的とし、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校・附属中学校で開催されています。

残念ながら今年度はオンラインでの開催となりましたが、充実した研究交流会となりました。

前半は、zoomによる口頭発表で、４校の代表生徒が順に発表します。本校からは、３年生の宮城さんと北郷さんが、小石川フィロソフィーⅢの「数学研究」の授業で一年間取り組んできた研究テーマである「カプレカ数について」という演題で発表を行いました。

そして、ジャズピアニストであり数学研究者でもある中島さち子氏による講演会の後は、ポスター発表です。

本校は、５年生の12チームによるポスター掲示と、３年生の13チームがポスター発表に参加しました。

「oVice（オヴィス）」というオンライン上のバーチャル空間サービスを用いてのポスター発表では、事前に制作した研究発表用のポスターを表示し、対面での発表と同様にして、他校の生徒と研究交流を行いました。

今年度は、年度当初に休校期間があったため、例年より短い期間となりましたが一年間を通して各自が決めたテーマで数学研究に取り組み、その成果を発表することで、研究に取り組むための基礎的な手法を学ぶことができました。