ニュース
2020/01/08 その他
令和元年度 第2回小石川セミナーが行われました20191224
12月24日(火)に、東京工業大学特任教授である武重 竜男 先生をお招きして、第2回小石川セミナーを開催しました。
演題「発明を特許で守り、利益を上げる」
「知的財産に関する国際交渉」
<講演の内容>
特許制度とは、発明者には一定の期間や条件のもとに特許権という独占的な権利を与えて発明の保護を図る一方、その発明を公開して利用を図ることにより、新しい技術を人類共通の財産として定め、産業の発達に寄与しようとするものです。
特許の審査では、特許出願前に同一の技術がなかったか(新規性)と、従来技術から容易に発明できないものか(進歩性)などについて、世界中の文献などを調査し審査を行うそうです。
講演では、豊田佐吉氏、御木本幸吉氏やノーベル賞を受賞した最近の研究者らを例に挙げ、特許の取得がどのような利益をもたらしたのかをご説明いただきました。
また、先生は、社会人になってから、英語や法律の勉強にも取り組まれたそうで、学生のうちに様々な分野の勉強に取り組んでおくと良いというお話もされていました。