サイエンスカフェ「matlab：ニュートンに挑戦！」

令和５年７月２０日に３年生以上を対象としたmatlabを使ったサイエンスカフェを行いました。

ニュートンへの挑戦！～落体実験を画像から分析してみよう～

例年この時期にサイエンスカフェを行っており、今年で４年目です。講師はMathWorks社の技術者を含む４名で、毎年本校にきていただいています。参加生徒は３年生と４年生の９名でした。

昨年度は画像を取り込んで色の３要素ごとに分析する手法で画像処理の方法を具体的に学びましたが、今年はその応用編として、ボールの落下画像を時間ごとに切りだして、目的とする物体を白、それ以外を黒に二値化し、動体の位置を座標で取り出し、重力加速度を推測するという方法を学びました。

初心者から経験者までの３段階でメニューを準備していただいていましたが、ほとんどの生徒が初級からはじめて、中級も経験といった感じで、初めてmatlabを使った生徒でも初級以上は完了することができていました。

以下、生徒の感想です。

〇初めてMATLABに触れてみて、これからの将来の研究で役立つことがすごくわかりました。授業で行っているほかのプログラム言語とも違い、画像と関連付けて様々な観点から解析できることが特徴だと思いました。小石川フィロソフィーの研究にも使っていきたいです。

〇難しかったけど、その分面白かった。習得するまで時間はかかりそうだけど、習得したらすごい役に立つだろうなと感じた。

〇レベルごとにわかりやすい説明が準備してあり、理解しやすかった。

※本校の生徒はMATLABを学校のPCでも自分のPCでも自由に使うことができます。４年生の理数探究基礎の授業内でアカウントをとりますが、興味のある生徒は３年生以下でも使えますので、相談にきてください。