2022/12/16 SSH

第１０回科学の甲子園ジュニア全国大会に出場

１２月２日（金）～４日（日）にかけて、科学の甲子園ジュニア全国大会が兵庫県姫路市で行われ、本校の２年生３人が都立武蔵高等学校附属中学校の生徒とともに、東京都の代表として出場しました。

科学の甲子園ジュニア全国大会では、筆記競技と実技競技①、実技競技②があり、この競技の総合得点を都道府県の代表が競います。
その中で、本校の２年生は筆記競技と実技競技②に出場しました。東京都代表は高成績には届かなかったですが、優良賞を獲得することができました。

本校生徒が出場した実技競技②では、事前に課題が提示され、本番までに試行錯誤を繰り返しながら、本番での成功を目指します。
今年度の課題は、紙と両面テープのみで２ｍほどの橋を作製し、その上を重りを搭載させた車を走らせるという課題でした。
競技前日まで、紙を折る練習や必要なパーツの強度の調整、車の走らせ方の工夫等を試行錯誤し、本番ではこれまでで最も強度の高い橋を作製することができたようです。
橋を渡らせるチャレンジでは、自分たちの満足のいくところまではいかなかったようですが、多くのチームが失敗する中、何回か成功させることもできました。

この３日間の中では、競技だけでなく、アイスブレーキング等の他の都道府県の生徒と交流する時間もあります。
２年生３人も、他県の生徒とも交流したり、製作物を観察したりする中で、広い視野を持てるようになった３日間になったのではないかと思います。
今回の経験をもとに、自分たちの好奇心や能力をさらに育んでくれることを期待します。