令和2年度行事週間：Reborn

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令和2年11月４日～６日に行われた「行事週間：Reborn」について紹介します。

『「行事週間：Reborn」中の光庭の様子』

例年９月の中旬に行われてきた本校の伝統行事である「行事週間」が、新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止により中止せざるをえない状況となりました。

行事運営委員会を中心に、臨時休校中も含めて何度も会議を重ね、今回の「行事週間：Reborn」を実現するに至りました。

今年のテーマは、「繋がりのひろがり」。人と人との物理的距離が制限される中、「本当はみんな１つで繋がっていることを感じてほしい」という行事運営員会の想いが込められています。

このテーマを形にしたものが「行事週間：Reborn」になります。

「行事週間：Reborn」は、これまでの芸能祭、創作展、芸能祭という行事の枠組みを超えた、新しい行事となりました。

個々の小石川生のもっている様々な技能を駆使して、現在の状況でも実現可能な新しい手法で行事を企画するという創造性を発揮してくれました。

「行事週間：Reborn」では、事前に制作された映像（合計すると約27時間分）を、「テレビ番組」という形（放課後３時間×３日間×３チャンネル）で放映されました。

生徒は、事前に配られた番組表から自分の見たい番組を選択して見ることができました。

『紅白パフォーマンスバトル』

『小石川映像祭』

３日間で放映された１０種類の企画を紹介します。

①The Greatest Showman

例年、芸能祭の幕間に出場していた団体がパフォーマンスを行う番組です。歌やバンド、ダンス、漫才など、幅広いパフォーマンスを披露しました。

②紅白パフォーマンスバトル

例年、芸能祭に出場していたような部活やバンドをはじめとする団体がパフォーマンスを行う番組です。今回は個人での賞を争うのではなく紅組、白組に別れ、パフォーマンスを競う番組となりました。

③小石川映像祭

各クラスが作成した映像を集めた番組です。１，２年生はミュージックビデオを、３～６年生は映画をはじめとする様々な映像作品を制作しました。３D技術や特撮、リモートでの撮影など、様々な工夫を凝らした多彩な作品が集まりました。

④部活～私が選んだ世界～

各部活動が制作した映像を集めた番組です。それぞれの部活動が、その部活ならではの趣向を凝らした映像を見ることができました。

⑤小石川頭脳王

各クラスから選出された精鋭が、知識、雑学、ひらめきなどを競い、学年１位を決めるクラス対抗のクイズ番組です。出題された問題にも多くの工夫がされていて、人気のある番組の１つでした。

⑥小石川e-sports大会

小石川で史上初のe-sportsの大会です。ゲーム自慢の生徒たちがお互いの技術や華麗なテクニックを披露しました。ユニークなゲーム実況もあり、こちらも人気のある番組の１つでした。

⑦全員一致クイズ

小石川に関する問題の答えをクラス全員で一致させる団対抗のクイズ番組。全員が答えを一致させるまでにかかった問題数を６学年で集計し、団対抗で競いました。普段、通ってはいるものの、意外と知らない情報もあり、各クラス盛り上がりを見せていました。

⑧チャレンジ企画

様々な小石川生が、自分の特技や挑戦したことを投稿した動画を集めた番組。様々なつぶやきを集めたものからこの「行事週間：Reborn」のために作った作品を紹介するものまで、幅広い動画が集まりました。

⑨セレモニー

例年の行事週間で欠かせないオープニングやクロージング。全校生徒が集まれる機会はなくなりましたが、この「行事週間：Reborn」を盛り上げるために、多くの生徒の力が集結しました。

オープニングでは、団長による団長パフォーマンス映像が生徒を盛り上げ、人気のある番組となりました。

クロージングでは、「ライブ配信」にも挑戦し、学校で視聴している生徒に行事運営委員会からの生の声を届けました。

⑩アート展示

個人や団体が制作したバラエティ豊かなアート作品を、行事週間の間、校内に展示しました。

例年、体育祭で披露される各団の立て看板は、今年度はアート展示として行事を盛り上げてくれました。

『小石川映像祭の映像』

来年度に向けて、新しい行事運営委員会も始動しています。例年の行事週間に加えて、今回の行事で習得した映像技術も取り入れた行事週間を企画しているようです。さらに進化した来年度の行事週間も期待したいと思います。

『小石川頭脳王の撮影』

『紅白パフォーマンスバトル撮影』

『「行事週間：Reborn」中の光庭』