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2025/10/16 お知らせ

授業の紹介「言語文化」

国語の「言語文化」の授業を紹介します。

小説『羅生門』の単元で、本文読解の学習後の授業紹介2つです。

「羅生門」は高校国語の多くの教科書に掲載された定番教材の1つであり、その読解学習をふまえた発展的な学習として行いました。

それぞれの内容は、既刊の関連書籍から転用し、共に出版社からの転用許諾を得ての教材化です。

 

1.「羅生門ニュース」

「羅生門」の内容をふまえたニュース記事を作り、それを発表し合う授業でした。

まずは本文の内容を振り返り、客観的な立場から適切に、なるほどと聞き手に感じさせるニュース内容を考えました。

その際に「書き言葉と話し言葉」の違いを意識しながら、耳で聞いた場合の伝わり方やその表現の工夫も考えて書いていきました。

書いたニュースを、アナウンサーになりきってグループワークでお互いに読み合い、最後にTeams上でそのニュースを投稿して全体共有もしました。

以下はその学習活動の具体的な流れです。詳細は末尾に添付されたワークシート画像をご覧ください。

教科書の「羅生門」を読んで、①ニュースにする際の注意点と、②羅生門ニュースの例2つを参考にしながら、③羅生門ニュースを考えて書いてみよう(できそうなら2つ目も!)。④残り時間があれば、お互いに見せ合ったり、アナウンサーになりきってニュースを発表し合ったりして、その感想もメモしよう。

※ワークシートのPDFはこちらをクリック(転用不可)➡羅生門ニュース_ワークシート (125.6KB)

羅生門ニュース

 

2.「羅生門の探究学習」

「羅生門」の関連書籍から、生徒に深く考えてほしい論点を採り上げた5つについて、ワークシートで考察する授業でした。

その5つを、まずは個人ワークで考え、グループワークで話し合いながら理解と気づきも深めていきました。

最後にその考察した答えをTeams上にそれぞれ投稿し、全体共有もしました。

詳細は末尾に添付されたワークシート画像をご覧ください。

※ワークシートのPDFはこちらをクリック(転用不可)➡羅生門の探究学習_ワークシート (94.1KB)

羅生門の探究学習

1と2のどちらの授業も、生徒さん達は深く考察し、グループワークでも活発に交流していました。

今後も小台橋高校では、個別最適化された学びや学習での交流活動を積み重ねることによって、生徒の新たなステップに向けての支援ができるように、全教職員が取り組んでまいります。