卒業生紹介
卒業生の声
■令和6年度卒業生(第1期生)
■進路先:東洋大学 福祉社会デザイン学部 社会福祉学科(総合型選抜で合格)
私は、中学生のころから心理カウンセラーになるという夢を持っていて、高校2年生の終わりごろまで心理系の大学を目指していました。ですが、2年生の終わりごろ、私がやりたい仕事は本当に心理カウンセラーなのかと悩み始めました。結局進路をきちんと決めたのは3年生の夏でした。
私はそこから、東洋大学福祉社会デザイン学部社会福祉学科に自己推薦で行くことを目標に、小論文対策と面接練習をし始めました。小台橋高校のFD(フューチャーデザイニング)の授業では、このような進路活動にも繋がる内容がありました。
まず、「1年、2年でやったこと、頑張ったこと」をまとめました。具体的には「体育祭実行委員・文化祭実行委員」「学習成果発表会2年連続1位表彰」「学校外での音楽活動」「福祉施設へのボランティア活動」などです。こうやってまとめておくことで、面接でも小論文でも自分の経験談として書けたり言えたりします。「体育祭実行委員や文化祭実行委員を続ける中で、○〇なこともあって大変だったけれども、友人や先生たちと○〇のような対話を重ねて協力することで、行事を成功させることができた。」と言ったほうが、自分の成長につながっていて、自分が成長したという実感を持っていることがアピールできます。
次に、「今の自分の現状」をまとめ、「今の自分に足りない力が何か」を考えました。「文字を書くことは得意だから、小論文を実際に書くのは週に1、2回にする。その代わり、小論文の議題として出てきそうな福祉に関するワードや、最近話題になっている社会問題等を、本やネットからとにかく調べて、知識を頭に詰め込む。」という勉強方法にしました。
日常の学校生活の中で頑張ったことや、FDの授業で「自己理解を深める」学習をしたことなどから得られたものを、私は進路活動に役立てられました。小台橋高校では色々な体験学習や交流活動があるので、受検生の皆さんも小台橋高校に入学したら、ぜひ自分のやりたいことを見つけてください。皆さんの進路が良い方向へ進むように、応援しています。