Q&A

Q1:どんな力が身に付きますか?
A1: フューチャーデザイニングでは、基礎的・基本的な能力だけでなく、ビジネススキルや豊かな感性と表現力、知識・情報の活用力といった応用力、他者と協働するための資質やアントレプレナーシップなどの資質が身に付きます。知識だけでなく総合的な力が身に付くのです!
Q2:フューチャーデザイニングとはなんですか?
A2: フューチャーデザイニング(FD) は1年次から自分の未来について考え深め実践する時間です。様々な体験を通して現在の自己を知り、将来の自分をイメージしていきます。
更に様々な職業に関する基礎的な知識を理解して将来の自分とリンクさせ、生きていくための総合的な能力を養います。卒業までには課題研究や企画提案などを行います。
Q3:ゼミナール(ゼミ)とはなんですか?
A3: ゼミは本校の学びの中心です。大学のようにゼミの時間があり、課題研究や企画提案をします。
本校の校訓は「自ら調べ、自ら考え、自ら発する」で、ゼミの活動そのものです。
もちろんゼミだけでなく、いろんな場面で皆さんは自分で調べて考えて発表することになります。

テーマ設定・学びの深化・課題研究発表

  • 興味のあることや学びを深めたいことについて調べ、課題研究を行います
  • 1年次後期から卒業まで、継続して考えぬき、学びを深めます
  • 半期に一度プレゼンテーションとして発表します

ゼミ担任制・学びと進路を強力サポート

  • 教科の先生がゼミ担任として、あなたの学びと進路のサポートをします
  • 授業時間に設定し、3年間(4年間)を通して課題について研究します
  • クラス担任とゼミ担任が連携して学習を支援します

学び合う仲間・人間関係能力・専門性

  • 共通の興味をもつ仲間が集まります
  • 表現力やコミュニケーション力が向上します
  • 他者の評価や助言によって、専門性が高まり、創造性も広がります
Q4:心の健康面の支援はどのようになっていますか?
A4: チャレンジスクールはもともと不登校の生徒の対応校として誕生した学校です。よって、既設のチャレンジスクールも心の健康の支援は充実していますし、私たちの足立地区チャレンジスクールも充実した支援を計画しております。
  • 交流プログラムが充実している
    • 人間関係つくりを円滑にするために、入学して間もない頃に交流プログラムを計画しています
    • 感情をマネジメントする、ストレスについて理解する、人の話に耳を傾けるなどのスキルを身に付け、他人とのコミュニケーションを向上させることができる体験的な活動を入学後すぐに行います
    • フューチャーデザイニングやゼミナールなどで交流スキルを向上させるプログラムを置き、入学から卒業まで段階的にトレーニングしていきます
  • 相談の体制や問題解決の体制が充実している
    • スクールカウンセラーやユースソーシャルワーカーなどの専門家の他、クラス担任の先生やゼミの先生などが、情報を共有したり研修を行い様々な悩みや不安に対応できるよう体制を整えます
    • 問題を解決できるよう、いじめ・暴力・自殺防止などの委員会を立ち上げ、教育相談センターや医療機関などの専門機関と連携します
    • 個々の問題に取り組むだけでなく、SOSの出し方や人権教育などの講演会や体験的活動も計画しています
  • 心を支える場所や居心地のいい場所があること
    • さまざまな悩みや不安について安心して相談できるカウンセラー室や複数の生徒相談室を用意するほか、コモンスペースやゼミ室など、教室以外にも生徒が安心して過ごせる場所を確保しています
    • 職員室はオープンスペースになっていて、先生を身近に感じられるように工夫しています
    • 人に聞かれたくない相談などは、個別の相談スペースや会話が漏れにくいミーティングコーナーで行うことができます
Q5:行事や課外活動は?
A5: 授業以外の時間も大切!未来を作る力を身に付けます。
本物に触れる体験を重視します。
特に1年次では、ボランティア体験、自然科学体験、伝統芸能・芸術体験、語学体験、看護・保育体験、起業体験など、たくさんの本物体験の行事を計画しています。
部活動や課外活動ができる時間もしっかり確保します。
Q6:授業の内容はどうなっていますか?
A6: 全員が学ぶ「必履修科目」、自分の未来や将来について考える「フューチャーデザイニング」、皆さんの興味関心、進路や課題研究の内容に合わせて選ぶ「選択科目」があります。「選択科目」はグループ化(系列といいます)して、授業を選択しやすくしています。チャレンジスクールでは3つの系列を設置していますが、本校は今までのチャレンジスクールになかった人文・自然系列を作り、大学進学にも対応できる科目を置いています。
Q7:実際の時間割はどうなっていますか?
A7: まず、1部・2部・3部のいずれかの部に所属します。所属している部の時間帯で必修科目・フューチャーデザイニングの時間、選択科目を学びます。所属している部のみの1日4時間の授業では4年間で卒業となりますが、所属している部に隣接する部の授業を受講することで、3年間での卒業も可能になります。