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2025/10/17 お知らせ
授業の紹介「工芸Ⅰ」
芸術科の「工芸Ⅰ」の授業を紹介します。
今回の授業は、「木のゴム印作り」の単元で、篆書体(てんしょたい)と花個紋(はなこもん)を組み合わせた自分の名前のゴム印を作る作業でした。
・篆書体…日本のパスポートなどに使われているフォント。秦時代に使われた文字。
・花個紋…個人の誕生日にあてられた紋。植物がデザインのベースとなっている。
自分の名前の漢字を篆書体で描いて、自分の花個紋と組み合わせ、オリジナルのゴム印を作っていき、
ゴム印の持ち手の部分は、9×5の木材を持ちやすい形に削って作る予定です。
本時は、ゴム印のデザインを決めて、ゴムを彫刻刀やデザインナイフで彫るところでした。
どの生徒さんも集中して作業に取り組み、たまにわからない箇所などを生徒同士で教え合う場面もあって、
静かな雰囲気の中、教室全体が心地よい集中モードになっていました。
作業に詰まった場合はすぐに挙手して授業担当の先生に伝え、相談しやすい空気感で非常に作業がしやすそうでした。
工芸Ⅰでは、生活で身近に使うものを授業で制作し、使う人の気持ちを考えることや、様々な材料に触れることを大切にしています。
今後も小台橋高校では、授業の学習活動で創作力や表現力を伸ばしながら、個別最適化された学びを積み重ねることによって、
生徒の新たなステップに向けての支援ができるように、全教職員が取り組んでまいります。
