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2025/10/09 お知らせ
授業の紹介「歴史総合」
地歴科の「歴史総合」の授業を紹介します。
「歴史総合」は、「地理総合」と共に地歴科での必履修科目です。
今回の授業では、「世界システムと帝国主義」という単元の中から、
「世界システム」と「帝国主義」から近代社会の特徴を捉える、というテーマを学習しました。
19世紀末~20世紀初頭の世界の動きを理解し、その中で生じた課題について考察することが、本時のねらいでした。
まず、本時の学習事項と、19世紀までの世界の流れを確認しました。
「帝国主義」とは何かを理解することが、この後の世界で何が起こるか解ることにつながると伝えて、
イギリスやアメリカが歴史的に優位にあった点を理解していきました。
そして、その後の世界について、アメリカの歴史学者ウォーラーステインが提唱して図式化した「世界システム論」が紹介され、
第2次産業革命の事例やその中での発明品に関して、生徒さん達の気付きや学びを、発表活動も交えて深めていきました。
その発明品の中で、戦争の兵器に使われていってしまった物も紹介して、我々の日常生活について考える場面や、
関連する内容のアニメ動画を見せて、発明に対する理解を多角的に深める場面もありました。
今後も小台橋高校では、授業の学習活動で思考力や表現力を伸ばしながら、個別最適化された学びを積み重ねることによって、
生徒の新たなステップに向けての支援ができるように、全教職員が取り組んでまいります。