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2025/07/31 お知らせ
「夏の本物体験」の紹介⑦「体育」
本校では毎年の夏に、各教科で「本物体験」を実施しています。1年次の生徒さん達が自分の興味ある分野・教科を選択し、その分野に関する本物に触れる体験活動です。
このような本物に触れる体験を通して、来年度以降の時間割やゼミ選択、将来の生き方や進路を考えるきっかけになることを目的としています。
今回は「体育」の本物体験をご紹介いたします。
7月25日(金)、本校生徒14名とともに、北区にある味の素ナショナルトレーニングセンターに行きました。
今回の活動は、スポーツの現場で働く人のお話を聞き、自分の進路に役立てることを目的として行いました。
見学ツアーでは、トップレベルの選手たちを支えている施設や選手たちが着用するユニフォームや道具などの展示を見ながら施設内を一周しました。
ツアー中では、卓球のラケットや射撃のライフル、アーチェリーの弓などを実際に持ってみたり、触れたりすることもできました。また、バレーボール選手が跳躍する高さに向かってジャンプをしたり、ウサイン・ボルト選手の走る速度を表したランプと競走したりと生徒はトップレベルの選手たちのすごさを肌で感じながら見学することができたと思います。
ツアーの最後は、パラリンピックの正式種目であるボッチャという競技を体験しました。ジャックボールと呼ばれる白いボールに自分のチームのボールを近付けられるように、投げ方や力加減を工夫して競い合いました。手先の繊細さと駆け引きの難しさ感じつつも楽しみながらプレーしていました。
今回の体験後、生徒さん達からは次のような感想が聞かれました:
「競技の特性に合わせて天井や床などが工夫されていることを知った」
「選手が全力で取り組みやすい環境であった」
「選手として日本を代表して世界に挑むことはできないけど選手を支える仕事に興味をもった」
こうした感想からも、将来の生き方や進路を考えるきっかけになればと願っています。
今後も小台橋高校では、こうした体験の機会を通して、生徒の視野を広げるとともに、未来を切り拓いていく力を育んでまいります。