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2025/07/28 お知らせ
「夏の本物体験」の紹介④「理科」
本校では毎年の夏に、各教科で「本物体験」を実施しています。1年次の生徒さん達が自分の興味ある分野・教科を選択し、その分野に関する本物に触れる体験活動です。
このような本物に触れる体験を通して、来年度以降の時間割やゼミ選択、将来の生き方や進路を考えるきっかけになることを目的としています。
今回は「理科」の本物体験をご紹介いたします。
理科ゼミにおける本物体験のコンセプトは「見て触って体感して、サイエンスの知識を深めよう」。身近にあるちょっとした現象から、宇宙レベルの大きな現象まで、ありとあらゆるところに隠されたサイエンスを知ってもらい、理科への興味・関心を深めてもらうことを目的として実施しました。
ゼミの名称の通り1つの教科として括られる「理科」ですが、高校では「物理」「化学」「生物」「地学」の4つの科目にさらに細かく分けることができます。この点を踏まえ、生徒は4つの科目の中から1つを選択し、その科目を中心に見学するスケジュールを立て、7月22日(火)の体験当日に臨みました。
見学場所は東京都千代田区にある科学技術館。小学校や中学校時代に訪れたことがある人もいたようですが、多くの生徒にとっては初めての場所でした。巨大シャボン玉に入る自分を撮影してもらったり、動滑車を使って重たい鉄板を持ち上げてみたり、ノーベル化学賞の歴史について調べてみたり…。生徒一人一人が上記で述べた目的に向けて見学・体験する様子を見ることができました。
生徒は夏休み明けに今回の体験をレポートにまとめていきます。どのような展示物があったのかの事実を記述することも大事ですが、「どう思ったのか」、「○○が不思議に感じた」など、自身の心の動きがわかるレポートを作成してくれることを期待しています。
体験に参加した生徒の皆さん、お疲れさまでした。