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2025/07/23 お知らせ

「夏の本物体験」の紹介①「英語」

本校では毎年の夏に、各教科で「本物体験」を実施しています。1年次の生徒さん達が自分の興味ある分野・教科を選択し、その分野に関する本物に触れる体験活動です。

このような本物に触れる体験を通して、来年度以降の時間割やゼミ選択、将来の生き方や進路を考えるきっかけになることを目的としています。

今回は「英語」の本物体験をご紹介いたします。

7月17日(木)、本校では、アメリカのミシガン州のSouth Lyon高校で日本語を学習中の高校生約30名と、その引率の先生方・保護者の方々をお迎えし、本校生徒約30名とともに、総勢65名で3時間にわたる本物体験・国際交流イベントを校内で実施しました。

今回の活動は、言語や文化の異なる高校生同士が、お互いの国や生活に興味を持ち、協力しながらコミュニケーションを深めることを目的として行いました。

最初のアクティビティはアイスブレーカーです。参加者はそれぞれ自国のお菓子を持ち寄り、自分のお菓子について紹介したうえで交換を行いました。日本の生徒は英語で、アメリカの生徒は日本語で紹介するというルールのもと、お互いに興味津々で質問をし合うなど、和やかな雰囲気で会話が進みました。

続いて行われたのは、英語と日本語を使ったスカベンジャーハントです。校内にちりばめられた「先生に英語で質問する」「ぬいぐるみを探す」「動物の名前を日本語と英語で書く」「国旗を見つける」など、さまざまなミッションにチームで協力して挑戦しました。言葉の壁を越えて助け合いながら取り組む姿は、非常に印象的でした。

アクティビティの後は一緒に昼食をとり、時間いっぱいまで交流を楽しみました。別れの時間には名残惜しそうな様子も見られ、短い時間ながらも心の通った交流ができたことが伝わってきました。

今回のイベント後、生徒たちからは次のような感想が聞かれました:

こうした感想からも、交流を通して英語学習への意欲が高まったことがうかがえます。この経験が、生徒たちにとって、言語や文化を超えたコミュニケーションの楽しさを実感するきっかけになればと願っています。

今後も小台橋高校では、こうした交流の機会を通して、生徒の視野を広げるとともに、多様性を受け入れ他者と協働する力を育んでまいります。

英語ゼミ

英語ゼミ集合写真