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2024/01/17 お知らせ

授業の紹介 英語コミュニケーションⅡ

 授業の紹介 英語コミュニケーションⅡ(人文・自然系列  選択科目)

 小台橋高校では、個別最適な学びを実現するために、様々な教科で最先端技術を活用した授業を展開しています。今日はその実践例として、英語コミュニケーションⅡのVR(Virtual Reality)教材を用いた体験型学習とデジタル教材についてご紹介します。今回ご紹介する、英語コミュニケーションⅡのLessonの目標は、『フィンランドのものについて、その魅力を紹介しよう!』です。


 まず、授業の初めに先生が生徒にこのような質問を投げかけました。
 Q1  “Where is Finland? ”  

   Q2  “Where is Santa Claus from?”

 生徒は様々な想像を膨らませながら、一生懸命質問に答えていました。英語学習において色々な国について知ることは大変重要なことです。実際にフィンランドの自然、街を体感することができれば、生徒はもっと自分の言葉で表現することができた可能性があります。そこで、今回は体験型学習として、生徒一人一人がVRゴーグルを装着し、VR空間を通してフィンランドの自然や街を体験しました。

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 こちらが今回の授業で使用されたVRゴーグル、Meta QuestⅡです。生徒自身がVRのコントローラーを操作します。まず、VRゴーグルを装着し、境界線(ガーディアン)を設定、安全確認を行ってから、YouTube VRで『 360° Finland 旅行』を検索します。上下、左右どこを見ても映像が広がり、360°のフィンランドを体感することができる為、現地の雰囲気や魅力を直接感じたり、実際に現地を訪れたようなリアルな感覚を体験することができます。

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 体験した生徒からは大きな歓声が上がっていました。このような体験型の学習は生徒のモチベーションを向上し、学習成果にも大きく影響をもたらします。事実、授業の後半では、生徒が自らの言葉でフィンランドについて、自信をもって表現できたようです。

長谷川先生

 こちらは、デジタル教材を利用した授業の様子です。色鮮やかで、生徒の興味や関心を引く写真や映像で導入が行えるようになっています。音声の読み上げや文字の拡大機能があり内容を伝えやすくなっています。また、音声やアニメーションによって興味や関心を刺激し、より理解を深められます。

 今回は英語コミュニケーションにⅡの授業を通して、VRを活用した体験学習やデジタル教材を活用した学びについての実践例をご紹介しましたが、今後も本校では、A I教材やデジタル教材等の最先端技術を活用した学びについて実践的な研究を行うことで、生徒が様々な授業で思考を深め、学んだ知識を活用し、自身を表現することができるよう支援を行っていきます。
 今後も引き続き、HPにて様々な授業をご紹介していきますので、よろしくお願いいたします!