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2023/11/06 お知らせ
授業の紹介 科学と人間生活
小台橋高校では、様々な授業がありますが、今回は選択必修科目である、『科学と人間生活』の授業をご紹介します。科学と人間生活では、毎回の授業で実験やモノ作り行い、物理・化学・生物・地学の基礎を幅広く学ぶことができます。
今回の授業は、「摩擦力」についてです。摩擦力とは物体の動こうとする向きと反対向きにはたらく力ですが、その摩擦力を利用した「指ハブ」作りを行いました。
材料として、使用するのはこちらのアダンという沖縄やあまみ大島等の沿岸にみられる植物で編んだ紐です。日常生活においても、様々な素材の摩擦を起こす感覚に触れていると思いますが、その原理についてアダンを使用して体験することは、なかなかない経験ですよね。
こちらは、「指ハブ」作りをしている生徒の様子です。アダンのひもを右4本、左4本崩れないように、下上下上と順番に編んでいきます。指ハブの完成形をイメージしながら、一人一人でコツコツと進めていきます。取り組むべき作業内容が明確であるため、熱中しながら作業することができているようです。
こちらは、生徒が作った「指ハブ」の完成形です。おもちゃの指ハブですが、相当な摩擦力を感じたと生徒が話していました。体験したことについて、自分のことばで分り易く表現できるようになっていました。
今後も本校では、生徒が様々な体験をすることができるよう学びの充実を図り、自らの課題を発見する力や主体的に探求しようとする力を育むことができるよう支援を行っていきます。引き続きHPにて、様々な授業をご紹介していきますので、よろしくお願いします!