学校からのメッセージ

校舎入り口の写真

校長あいさつ

校長の写真
東京都立総合工科高等学校 校長 檜山 清幸

 都立総合工科高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 本校は、平成18年に進学を重視した新しいタイプの工業系専門高校として、「創造(Create)・探求(Career)・協同(Cooperate)の3つを柱とし国際社会で活躍する技術者を育成する」を教育目標に開校し来年創立20周年を迎える学校です。

 いまの時代はスマホを使えば何でも揃ってしまうような便利な時代ですが、その陰には工業技術があり、大きな支えとなっています。工業技術なくして人々の生活は成り立ちません。本校には、機械・自動車科、電気・情報デザイン科、建築・都市工学科があり、電気、デザイン、ガス、水道、通信、自動車、鉄道、道路、ダム、橋梁、住居、ビル、エレベータ、機械製作、生産、設計、管理、活用など人々の生活を支える様々な技術や技能に関する基礎を実習などの体験から学び、更に知識や技術を高めるために、上級学校への進学も果たしています。

 目指す学校像は①「大学進学を目指して本校で工業技術の基礎・基本を学んだ後、更に上級学校で知識・技術を高めて、将来日本の工業界を支える技術者となる人材を育成する学校。」②「好奇心をもって主体的に取り組み、ものづくりの楽しさを実感しながら「考える力」「学び続ける力」「協働する力」を育成する学校。」③「国際化、情報化など大きく変化する社会に対応し、将来国際社会で活躍することができる技術者を育成する学校。」④「生徒の安心・安全を重視し、生徒が「通いたい」、保護者が「通わせたい」、地域に信頼された学校。」としています。その実現のために授業はもちろん、資格取得講座、補習・補講、朝学習、自習室の開放等に取り組み、「面倒見のよい総工」を合言葉に教育活動を進めています。さらに、国際理解教育を推進し、海外の高校と姉妹校を締結し、修学旅行、学校訪問、オンライン交流イベント等の交流を行い国際社会で活躍できる人材の礎を築いています。部活動も、専門高校ならではの専門的な知識や技術を活かした文化部や東京ドームの1.2倍ほどある広大な敷地と恵まれた施設・設備を活用した運動部など活動が盛んです。

 本校は、生徒一人ひとりの個性を大切にし、将来の目標を見つけ、進路実現に向けて広い進路選択ができる工科高校です。人々の生活を支える、誰かの役に立つ技術者になるという希望を持ったイキイキとした生徒の姿を見ていただき、本校を進学希望の候補として検討していただけると嬉しく思います。

 中学生の皆さんや保護者の皆様、中学校の先生方も、是非見学にいらしてください。学校見学は随時受け付けております。よろしくお願いいたします。