長崎・福岡へ！2学年修学旅行

（2025.12.11 9:03）

本日　修学旅行２日目で軍艦島（端島）クルーズの出航が決定しました。７９期生　修学旅行のしおりの「修学旅行に寄せて」に寄稿された校長のメッセージを紹介いたします。

繁栄と廃墟を超えて

昨年、78期生の皆さんと修学旅行を共にし、奇跡の島、軍艦島（端島）へ渡りました。

軍艦島（端島）は2015年7月、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産に登録され、現在は上陸ツアーでのみ訪れることができます。1974年の閉山以来、島内には当時の生活を物語る鉄筋コンクリート造の廃墟が残されていますが、天候次第では上陸できない厳しさもあります。私は幸運にも上陸できましたが、その時の胸に迫る思いと、79期生の皆さんへのメッセージをお伝えします。

最盛期、世界一の人口密度を誇り、日本の未来を凝縮したかのような活気があったこの島は、今、時間の流れとともに静寂に包まれています。

軍艦島が私たちに語りかけるのは、「変化」の厳しさです。残さなければならない価値や、変えてはいけない核となる精神がある一方で、時代の大きな流れに順応し、自らを変革しなければ、かつての繁栄は一瞬で止まってしまうという現実を突きつけます。

この旅が、歴史の現場でその対比を肌で感じ、未来を生きる皆さんが、「何を継承し、何を変えるべきか」を深く考えるきっかけとなることを願っています。

いざ、長崎へ。そして、未来への一歩を踏み出すために。

校長　三藤　政義

（2025.12.10 8:10）

2学年が、いよいよ長崎・福岡方面へ4日間の修学旅行へと旅立ちます！

この旅のテーマは、「真剣な学びと最高の楽しさの両立」。歴史や平和について深く考える時間と、仲間と心から楽しむ時間が凝縮された特別なプログラムです。

2025修学旅行_top

（昨年の修学旅行（軍艦島）の写真です。）

〇旅の始まり：平和への誓い（1日目）

旅の初日は、長崎へ向かい、平和学習を行います。生徒たちは、原爆資料館、平和祈念公園を訪問し、戦争の悲惨さと平和の尊さについて深く学びます。未来を担う彼らが現地で得る貴重な体験は、心に強く刻まれることでしょう。

〇歴史と文化の探求（2日目）

2日目も長崎で、歴史と文化を体感します。世界遺産軍艦島（端島）クルーズでは、近代日本の歩みを物語る景観に触れます。半日費やす長崎市内班別行動では、生徒たちが計画したルートで、異国情緒あふれる街を巡り、歴史的な建造物や文化に触れながら、仲間との協調性を高めます。

〇体験と最高の笑顔（3日目）

3日目も長崎で活動的な体験が待っています！牧島ペーロン体験では、掛け声と力で舟を漕ぐ一体感を味わい、クラスの絆を深めます。午後はハウステンボスへ。ヨーロッパのような街並みの中で自由時間を満喫し、夜には美しいイルミネーションのもと、最高の笑顔を見せてくれることを期待しています。

〇学びと感動のフィナーレ（4日目）

最終日は福岡へ移動し、学問の神様を祀る太宰府天満宮を参拝し、これからの学業への決意を新たにします。旅の締めくくりはマリンワールド海の中道。海の生き物たちの神秘に触れ、感動と共に4日間の旅の思い出を胸に帰路につきます。

★旅の様子はX（旧Twitter）で公開予定！

修学旅行中は、生徒たちの真剣な学びの様子や、弾けるような笑顔を、Xにて随時公開予定です。ぜひご覧ください！

[https://x.com/tokyomukogaoka1]

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