進路指導・キャリア教育

進路実現に向けての取り組み

~全生徒の大学入学共通テスト受験を目指す~

高校卒業レベルの学力を確実に身につけるため、「大学入学共通テストが高校の卒業試験」と考え、大学受験をしない専門学校・就職志望の生徒も含め、全員に大学入学共通テストの受験を呼びかけています。それによって、これまで共通テストを毎年90%前後の生徒が受験しています。
結果として、他の高校で見られるような、3年2学期以降、進路先が決まった生徒がクラスに出てきて、授業中の緊張感が緩んでしまうようなこともありません。大学入学共通テストの時期まで緊張感ある授業を維持し、「みんなで受験する」という雰囲気を醸成しています!

進路ノート

◆向丘オリジナル「進路ノート」を活用◆

毎年開催する進路ガイダンスで全生徒に配布されます。
3年間の進路活動予定を俯瞰しながら、1 年生から進路設計を作っていきます。
継続的かつ一貫性のある進路指導を通して、生徒は卒業後の進路について徐々に考える力が身についていきます。自分は何に興味があるのか、何が得意なのかを見つめ直し、常に自己分析し続けることで、就業意識を高め、それが文理選択や志望学部を決める際の一つの指針となります。

進路ノート
校内模試の実施

◆模試の受験機会を豊富に用意◆

  • 3学年は校内においてマーク模試・記述模試等を実施。本番さながらの緊張感の中で試験を受け、自分の立ち位置をしっかりと見極め、受験勉強に活かしていきます。年間3回の模試分析会を開き、生徒の学習状況や受験に向けた対策を話し合い、日々の指導に役立てます。

◆模試の事前事後指導◆

模試をただ受けるだけでは意味がありません。模試に向けて自分の弱点を克服しておき、模試の後には新たな弱点を発見・克服する、または弱点だった部分が強みになっていることを確認する、振り返りを大事にした指導を行っています。
自習スペース

◆自習スペースの充実◆

進路室や図書室に加えて、廊下等にも自習スペースが用意されており、生徒が勉強しやすい場所を自分で選んで自学自習に取り組んでいます。「自学自習」こそ、力をさらに伸ばすための単純な学習方法です。

◆学習チューターによる親身な指導◆

放課後、自習スペースの中にある「学習チューターコーナー」にて受験相談に乗ってくれます。自身の受験時代の経験も踏まえながら、丁寧に指導し、生徒のやる気を引き出してくれます。

講習の充実

◆放課後講習や長期休暇中の講習など、豊富に用意◆

放課後補習・講習、夏季講習、冬季講習、春季講習など、数多く用意しています。全教員が協力体制をつくって積極的に講習を開き、授業で分かりづらかったところの補習、発展的な力を伸ばす講習等、生徒の学力に合わせて手厚い支援体制を整えています。

データ分析

◆学習分析システムを活用した受験指導◆

教員間で全生徒の模試結果を共有し、3年間の模試分析結果、過去の先輩達の模試分析と受験結果などの蓄積データとの比較などに基づき、受験指導・出願指導を実施しています。

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