
1月26日・27日の推薦選抜、2月21日の学力検査を終え、いよいよ新たに81期生を迎える準備が整いつつあります。その一方で、3月6日には78期生308名が本校を巣立っていきました。卒業式では代表生徒が、「不安で始まった三年前の一歩が、仲間や先生方、家族の支えによってかけがえのない日々へと変わった」と語り、向丘高校で得た経験を胸に未来へ踏み出す決意を力強く述べてくれました。
78期生は、本校の強みである主体的・協働的な学びをさらに高め、学校全体の居心地や満足度を向上させてくれました。79期生、80期生もまた、その姿勢を受け継ぎ、学校をより良くするための挑戦を続けてくれました。
本校の教室にはゴミ箱が設置されていませんが、生徒会は「教室へのゴミ箱設置」を公約に掲げ、予算や回収費用について経営企画室と協議し、テスト導入やルール提示まで主体的に取り組みました。多くの生徒が協力した一方で課題も残り、現在も改善へ向け挑戦が続いています。
さらに、生徒会は生徒の学校生活をより良くするための提案として、自動販売機の増設、食品自販機の導入を学校へ働きかけました。学校はその声に応え、飲料の自販機増設と食品自販機の新設を実現しました。これもまた、生徒が“学校の居心地を高める”という明確な目的を持ち、主体的に動いた成果です。
向丘高校は、教員側が一方的に押し付ける「学校はこうあるべき」ではなく、今、この学校で学ぶ生徒たちが考える『学校はこうあるべき』を、教職員がともに支え、形にしていく学校です。
78・79・80期生が積み上げてきた主体的な挑戦は、本校の誇りであり、大きな財産です。
そして、次を担う81期生が、どんな「学校はこうあるべき」を描き、どのように具現化していくのか──その未来を心から楽しみにしています。
校長 三藤 政義
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