卓球部:新人戦団体の部
2025/11/11
10月に新人戦団体の部が男女それぞれ開催されました。
〇男子
男子は6月に実施されたインターハイ予選でそれまで死守していたベスト16の座を手放すことになり、今回はノーシードでの出場となりました。
今回のレギュラーメンバーは新人戦シングルスでベスト64,128×2,256×2と実力的には相当なものが付いてきているので、今大会で再度シード権を取りたいところです。
1回戦:対岩倉高校
1番:2年En
1台進行で始まった試合。Enは安定したサーブ・レシーブ、そしてドライブを交えて安定して勝利しました。
〇3-0(4,4,7)
2番:2年Sd
今回は、2番に出場しました。1セット目は緊張もあってかボロボロの内容で終えます。
そこから無理矢理体を動かして緊張を解いていったところ、2セット目からはしっかり動くことが出来ました。
3セット目はかなり良いフットワークも見られ無事勝利。
〇3-1(-7,11,2,7)
3番:W2年Si&1年It
Siは序盤固い動きが目立ったものの、Itが良いボールを送りカバー。
後半は緊張もあり雑になりかけたところをSiがサーブでしっかりカバーし勝利。
〇3-0(7,9,7)
結果3-0勝利!!
1回戦をしっかり決め切り勝利しました。
少し動きが硬い選手もいましたが調子を上げていきたいところです。
2回戦:対文京高校
2回戦は都立文京高校との対戦となりました。
文京高校は近頃コーチが入り、実力をつけてきたチームです。
特にエースの選手は相当に上手く、国公立大会でも片倉高校の選手がシングルスで敗れています。
1回戦でも、隣のコートでチームが一丸となって応援しているのが印象的でした。チーム全体で気を引き締めていこうと確認して試合に臨みました。
1番:1年Tk
Tkは新人戦のシングルスでベスト64以上に入賞しています。
気合の入ったプレイをするので勢いをつけて欲しく1番に起用しました。
予想通りTkはしっかり腕を振り声を出してプレイをしてくれました。
試合もしっかり勝ち切りまず1勝。
〇3-0(3,8,5)
2番:1年Uc
Ucは相手の2番手の選手との試合でした。1番手の選手との試合は苦戦も予想される為、特に勝っておきたい1戦です。
1セット目Ucのドライブが決まり勢いよくセットを取ります。2セット目は相手選手のコースを突いたプレーにミスが目立ち9点で落とします。
ここで、Ucに戦う上での方針を伝えUcはしっかり実行します。そのまま3,4セット目をしっかり取り切り勝利!
〇3-1(8,-9,8,7)
3番:W2年Si&1年It
相手の1,2番手選手によるダブルスとの対戦となりました。
1セット目は2人のサーブが決まりしっかり取ります。しかし2セット目は相手エース選手の攻撃が次々と決まりセットを落とします。
ここで、相手選手のコースの癖等を伝え立て直しを図ります。しかしその後のセットは相手の2番手選手の攻撃も決まり出し1-3で負け。
✕1-3(9,-6,-7,-5)
5番:2年En
Wと並行でスタートしました。
Enは序盤は足の動きが鈍かったですが、後半は積極的に動き次々にエースボールを決めていきます。
最初から最後までしっかり打ち切り勝利!
〇3-0(5,7,8)
結果:3-1で勝利
2回戦の文京高校戦は想定通り苦戦しましたが、エース選手以外のポイントを各選手が勝ち切り勝利しました。
3回戦:対日野台高校
3回戦は日野台高校との試合となりました。この試合に勝つとベスト32シードを取ることが出来ます。
日野台高校には、多摩地区大会・国公立大会共に負けているのでこの試合で勝ちたいところです。
1番:1年Tk
Tkの相手はエース選手でした。Tkは多摩地区大会でこの選手に当たり一方的に負けています。しかし、その後Tkも練習を重ね、新人戦シングルスではベスト64に残りました。
1セット目、Tkの攻撃に粗があるものの強打がよく決まります。しかし相手選手もコースを突いたプレーとこちらの甘い球を逃さず打ち込み競った展開となります。最後はこちらのミスで落とします。2セット目もよく競り試合をしますが、やはり同じポイントを責められてセットを落とします。3セット目は相手選手の攻撃も決まり出し0-3で負け。
✕0-3(-9,-8,-6)
2番:1年Uc
1セット目からUcは積極的に攻めていきます。しかし粗さが出てデュースまで縺れるも最後攻撃をミスしてセットを落とします。2セット目、Ucのサーブ,3球目攻撃が決まります。しかし、相手選手のサーブ,3球目攻撃も決まり、互いにサーブターンでの得点が続き15-15まで縺れます。最後Ucが相手の3球目をしっかりブロック後にカウンターを決め2セット目を取ります。3セット目相手選手の3球目が決まり、Ucのサーブが取られだします。そのままの勢いでセットを落とします。4セット目、相手選手の調子が上がり次々に良い球が入ります。Ucもドライブで攻めますが精度の差が出て1-3で負け。
✕1-3(-10,15,-8,-8)
3番:W2年Si&1年It
ダブルスは相手1,2番手の選手との試合でした。1セット目からこちらのミスが目立ち、相手選手がしっかり繋ぐ展開が目立ちました。
最初から最後まで勝ち筋が見えず0-3で負け
✕0-3(-5,-4,-7)
結果0-3で負け
今大会ベスト16シードの日野台高校に敗れシード権獲得はお預けとなりました。
しかし、選手達の実力は春と比べても相当についてきているので、更に実力を磨き、次の機会にシード権が取れるよう頑張っていきたいと思います。
〇女子
今大会、スーパーシードを除いたベスト4に入れば(ブロック優勝すれば)東京都代表になることが出来ます。
組み合わせ的には、ブロック準決勝で大田桜台高校、決勝で日野台高校と当たる見込みです。
夏の国公立大会では両校に勝利しているので、ここでしっかり勝ち切り東京都代表の座を掴みたいところです。
(対戦結果の用紙が回収となってしまい詳細記録が抜けています。)
1回戦:シード
2回戦:対八王子学園
八王子学園戦では、相手のエース選手のサーブが上手いので1年のMを当てにいき当たりました。
Mは相手エース選手のサーブに苦しむものの、しっかり返球し、ミスを誘い0-2から逆転勝ちをします。
1年Uは少し安定感に欠けるものの、しっかり3-0で勝ち切ります。
Wは、開始から調子が上がらず相手のエース選手の攻撃に押され0-3で負け。
4番Iも調子が上がらないものの3-1で勝利。
結果3-1で勝利!!
定期考査明け2日での試合だった為、選手達の安定感がかなり欠ける結果でした。
次の3回戦で出来る限り調子を上げていきたいところです。
3回戦:対豊島岡
調子が上がらない1年Uと2年Iを1,2番で出しました。
Uは序盤やはり調子が上がり切りませんでしたが、最終セットに良い球が入り3-0で勝利。
Iはやはり調子が上がり切りません。試合は3-0で勝利したもののやや不安が残る結果となりました。
Wは2年生の2人のコンビネーションが良く3-0で勝利。
結果3-0で勝利!!
4回戦:対成蹊
大田桜台高校を警戒していましたが、成蹊高校が勝ち切り対戦することとなりました。
相手のエース選手が珍しい戦型の選手だったので警戒し、1,2番に対応力がある1年Mと2年Mを起用しました。
1年Mが相手エース選手と当たりました。先に2セット取られるものの、対応力を見せ3セットを取り返し3-2で逆転勝ちしました。
2年Mはしっかり打ち切り3-0で勝利。
Wもしっかり勝ち切り3-0で勝利。
結果3-0で勝利!!
調整不足に悩みつつもブロック決勝まで進みました。
5回戦:対日野台
ブロック決勝は日野台高校との試合でした。
相手エース選手にWとシングルスを取られる可能性を考慮,相手エース選手が上に出てくると読みました。
そこで、相手の2番選手がWの関係で下に出てくると読み2年生の2名を後ろに下げ、1年生の2人を上に出しました。
また、相手エース選手に片倉高校の選手達は負けているので、まだ当たったことのないUを当てにいきました。
1番:1年M
Mは相手選手の対応力に苦しめられます。互いに競る展開が続き、この日3度目のフルセットマッチとなりました。最後はしっかり繋ぐことを意識し3-2で勝利。
2番:1年U
相手のエース選手との試合となりました。Uの調子も上がっており、良い球を打ちます。各セットで追い詰めるところまでいきますが、セットを取ることはできず0-3で負け。
3番W:2年M&I
Wは調整不足もあり、序盤相手2番手選手のサーブとエース選手の攻撃に苦しめられます。しかし、そこからエース選手に気持ちよく攻撃させず、2番手選手のミスを誘う作戦を組み3-1で勝利。
4番:2年M
相手2番手選手との試合。Mは決定戦ということもありかなり緊張しいつものようにプレイできません。攻撃も弱く、相手選手のカウンターを誘ってしまいます。1セット目を落とし、2セット目はサーブからの3球目で取り返し1-1とします。しかし3セット目は自身の攻撃ミスも増えそのまま1-3で負け。
5番:2年I
最後の勝負となったIの試合。調子が上がらない中、相手選手もよく繋いできます。1,2セット目を落とします。3セット目はしっかり丁寧に繋ぎ取返しますが、4セット目は自身の攻撃をミスし1-3で負け。
結果2-3で負け。
東京都ベスト8(スーパーシード込みベスト12)!!
となりました。勝てる試合を2試合落としてしまったのでこれでは決勝大会に行くには足りなかったという印象でした。
テスト明け2日ということもありましたが、それでも相手チームの方がしっかり仕上げ対策を練ってきていました。
最後のミーティングでは、泣く選手もいました。しかし、正面から試合をして負けた以上ここで泣くのではなく次を見据えて練習に励むよう伝えました。
悔しい思いを乗り越え次へ繋げることが出来るかも人生において大切な経験です。
また、次へ向けて選手達と練習に励んでいきます!
応援に来ていただいた皆様、対戦相手の皆様ありがとうございました!!
〇中・高・大学生、クラブチーム及びその指導者の方へ
〇令和8年度より都立片倉高校卓球部は特別推薦を実施します。
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〇中学生の部活動体験は以下の①をお読みのうえ、②よりお申し込みください。
〇練習試合・合同練習・進路相談については以下よりお申し込みください。
(中・高・大学生については個人での参加も受け付けております)