東京都立翔陽高等学校

学校からのメッセージ

校舎の写真

校長あいさつ

校長 榎 茂喜

本校は、平成17年(2005年)に東京都で7番目の全日制普通科の単位制高校として開校しました。「自学・自律・自信」をモットーに、探究的な学び・キャリア教育・国際理解教育・豊かな人間性の育成に重点を置いた教育活動を展開し、探究学習の実践を通して、国際社会で活躍できる、創造性や対人能力を身に付けた生徒を育成することを、スクール・ミッションとして掲げ、『高尾から夢の実現』をスローガンとし、自らの夢の実現に向け、高い志を抱いて、主体的に学び、社会に貢献し、国際社会で活躍できる人材を育成する進学校を目指しています。そして、全ての教育活動を通して、「基礎的な知識・技能を育成し、探究的・横断的な学習から実践力」「自主的な学習態度を養い、思考力・判断力・表現力や創造力」「自己肯定感を養い、高い規範意識と思いやりの心をもち、人間性豊かな生徒」の育成を目指しています。
キャリア教育の充実に力点を置き、国公立大学や難関私立大学進学への指導をより進めていきます。「総合的な探究の時間」である「はばたきタイム」を活用し、キャリア教育の全体計画に基づき、生徒の希望進路の実現に向けて支援を行っています。さらなる探究的な学びを推進するために、専門の校務分掌である国際探究部を中心に、八王子市等と連携をとりながら「総合的な探究の時間」を始めとして各教科・科目での探究的な学びを実践していきます。
海外修学旅行等の実施及び海外高校生との交流等、国際理解教育にも力を入れています。今までの国際交流の取組が認められ、令和3年度から東京都教育委員会より「国際交流リーディング校」の指定を受けました。「海外学校間交流推進校」の指定と併せてさらなる取組を推進していきます。また、「オリンピック・パラリンピック教育レガシーアワード」も受賞しています。また、令和4年度から東京都教育委員会より「英語教育研究推進校」の指定を受け、「聞く、話す、読む、書く」の英語4技能を伸ばすとともに、英検(実用英語技能検定)やGTEC等の資格取得を目指しています。英語等指導助手(JET)が2名とALTが2名の計4名の外国人の先生が配置され、充実した指導体制となっています。そして、活用できる英語を伸ばすために、イングリッシュキャンプ等の学校行事を実施しています。
部活動も盛んであり、都大会で上位に進出する部も増え、ダンス部や弓道部など全国大会に出場する部もあります。一人一人の生徒が、「自ら学び、自らを律し、自分を信じて、常に高みを目指し、成長していく」、これが本校の生徒の姿であると考えます。このような生徒を育てるために、新型コロナウイルス感染症の対策を取りながらではありますが、本校では、日々の授業を大切にするとともに、体験を重視し、本校の三大行事である体育祭、合唱祭、文化祭、そして部活動において、生徒自身で自主性を伸ばし、切磋琢磨しながら互いに成長できるような機会を多数設けています。
「高尾から夢の実現」を目指し、知性と教養を高め、心身の健康を培いながら、成長していく生徒を待っています。