ニュース
2025/12/16 今日の新宿
東京大学生産技術研究所 見学 報告
12月9日、東京大学次世代育成オフィスのプログラムの一環として、東京大学生産技術研究所を見学してきました。
川越研究室では、情報学を教育学に活用する実践を見学・体験させていただきました。情報学を学ぶだけでなく、
それをどのように活用して社会を変えていくのかについても深く考える機会となりました。
生徒からは、「一見何も関係していないように見えるバーチャル空間と読書を繋ぎ合わせて,情景把握の難易度を下げるというのは,とても驚いて,印象に残りました。
最新の技術を使用して学びやすい環境になっていくことで,今後の学習方法はどのように変化していくのか,とても興味が湧く内容でした。」という感想があり、
研究が今後どのような分野に応用できるのかを肌で感じることができたようです。
池内研究室では、iPS細胞から作製される小さな臓器「オルガノイド」を倒立顕微鏡で見せていただいたほか、
実験風景や実験装置も見学し、最先端の研究現場に触れることができました。
生徒からは、「iPS細胞などの言葉は実際にすごいものだと聞いたことはあったのですが、それがなぜすごいのか、
またどのようにして使用されているのかなどの説明を聞き、とても印象に残ったのと同時に、今後の医療技術の進歩によって、
今では治療方法が少ない、存在しないとされている重度な病気なども治せるようになるのかもしれないことに興味が湧きました。」という感想があり、
医療技術が社会に与える影響への理解や科学技術への関心が高まった様子が伺えました。
また、大学院生との交流では、「進路や勉強についての質問もお答えいただけてうれしかったです。文系も得意だけど理系を選んだ方が多く、
驚きました。理系の中でも文系よりのものもあり、文系の教科も理系の教科もどちらも大切だと考えました。」との感想があり、
生徒自身が幅広い学習の意義を見出す良い機会となりました。お世話になった
お世話になったスタッフと各研究室の皆様に感謝いたします。
新宿高校では、今後も生徒の理数科目への興味・関心を高めるため、さまざまな取り組みを進めてまいります。


