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東京都立新宿高等学校

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2024/09/26 今日の新宿

遺伝子組換え実験

9月19日と20日の2日間、3年生の生物の授業で遺伝子組換え実験を行いました。

  高校で行う実験の材料としては安全性の高い大腸菌K-12株にオワンクラゲの緑色蛍光タンパク質(GFP)の遺伝子を導入しました。この実験は、「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性確保に関する法律」に基づく「教育目的遺伝子組換え実験」として、指針に従った手続きを踏んで実施しています。また、安全性を考え、有害な短波長の紫外線ではなく、長波長のブラックライトで蛍光を確認しています。

遺伝子組換えに成功した大腸菌だけが、抗生物質入りの選別培地で増殖し、条件が整うとGFPを合成するのでブラックライトを照射すると緑色に光ります。この実験を通して、遺伝子の発現調節の仕組みについての理解が深まりました。

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