【３月２１日】国立科学博物館人類進化ガイドツアー

３月２１日に２年生の生物選択者１１名が、新宿高校15回生で、国立科学博物館名誉研究員の馬場悠男先生によるご案内で人類進化を学びました。ホモサピエンス誕生までの人類進化の歴史や、出アフリカ後にどのようにホモサピエンスが日本を含めた世界各地に拡散していったのかなどについて、展示をプロデュースされた先生から直接お話を伺い、学びを深めることができました。馬場先生、ありがとうございました。

　頑丈型猿人と華奢型猿人の説明を受ける。

　マンモスの骨などでつくられた住居の復元展示の見学

生徒の感想より

人類の進化について詳しく教えてくださりありがとうございました。ホモサピエンスと猿人の違いは学校で習って知ってはいたけれど、なぜそのように発達したのか、ということを掘り下げたことがなかったので、点と点が繋がり理解が深まりました。また、「なぜ？」という問いを学びにおいて大切にしなければいけないと思いました。

特に印象に残っているのは、私たちが普通に使っている道具や衣服などが、進化においてとても重要なことで、よく考えてみると、先人たちのその発明的な発想や考えはすごいなと驚きました。例えば、布を結い合わせるための糸はアキレス腱や腸を使うなんて、ある物を最大限に使っていたことが特に印象に残っています。