【１月５日】つくば研究所見学バスツアー

１月５日に理数研究校企画として、参加希望者26名でつくば市にある３つの研究施設を巡るバスツアーを実施しました。

午前中は農研機構を見学しました。

農研機構は「シャインマスカット」や「ゆめぴりか」などの農作物の品種改良の他に、遺伝子組換えによる蛍光を発する絹糸の作成や、スマート農業技術の開発などに取り組んでいる研究機関で、19万点の植物の種子や組織の保存事業も行っています。下の左側の写真は、水田の水の管理を自動的に行う装置の説明を受けているところで、右側は、トラクターの操作をＶＲで学んでいる様子です。

午後は、防災科学技術研究所を訪問しました。自然災害の被害を最小限に抑えるための研究をしている施設で、建物一棟を載せて耐震性を調べる大型施設や豪雨を再現して影響を調べる施設を見学し、研究者の方から直接お話を伺いました。

下の写真の左は大型降雨施設で、写真の天井から最大で１時間に300mmの雨を降らせることもできるそうです。右側の写真は、地震の揺れを体験できる「地震ザブトン」です。生徒たちは近年に起きたいくつかの大地震の揺れを体験しました。

最後はJAXAの展示施設を見学しました。

生徒の感想より

　農学も防災も宇宙も、全てに興味が湧きました。農学については、更に食品改良や乳酸菌の研究を見て、将来この学問に進みたいと思ったし、防災については、地震ザブトンで画面を見ているだけでも怖さが伝わってきました。JAXAの施設研究では、宇宙食や模型など珍しいものが見学できて興味深かったです。