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2024/01/09 今日の新宿
【12月26日】東京大学農学部見学会
12月26日の午後に、1,2年生の参加希望者18名で東京大学農学部見学会を実施しました。
はじめに、10月の分野別模擬授業でもお世話になった、動物細胞制御学研究室の高橋伸一郎先生から、農学の概要と農学を通して地球を守ることについてお話を伺いました。
次に、森林化学研究室の五十嵐圭日子先生から、キノコの酵素や繊維を利用して環境負荷を下げる取り組みについて、お話を伺いました。右下の写真は、研究室で構造解析を行った酵素の立体構造を3Dメガネを使って見ているところです。
細胞生化学研究室では、片岡直行先生が倒立位相差顕微鏡を使って、5種類の培養細胞の観察をご指導くださいました。
最後に、「One Earth Guardians」という、次世代育成プログラムに参加している東京大学の学生および大学院生の方に入っていただき、様々な環境問題から一つテーマを決めて解決策を考えるというグループディスカッションを行いました。
とても充実したプログラムで、生徒たちの農学及び地球環境を守る事への興味・関心は大いに喚起されました。お世話になった先生方、スタッフの皆様、ありがとうございました。
以下は、生徒の感想です。
以前講義を聞かせてもらいましたが、本日はそれを上回る体験でした。農学が実学という言葉が心にとても残りました。微生物を利用した素材の開発や見えないことを見えるようにしウイルスや生物を研究することは実験室内で完結しそうではあるけれども、それを現場で実際に行うことを目標にしているのが実学ということを表しているように感じました。学問として農学がますます好きになったので本日のキャンパスツアーに参加できて良かったと思います。場を用意してくださった先生方、講義を聞かせて下さった先生方、一緒にディスカッションをして下さった方々、今回はありがとうございました。