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2026/03/16 教育活動
ユネスコ委員会活動報告 「世界の記憶から平和を考える」シンポジウムに登壇
2026年2月4日、港ユネスコ協会主催「平和を考えるシリーズ第7回シンポジウム」が国際文化会館講堂で開催され、本校ユネスコ委員会の生徒が登壇しました。
このシンポジウムは、港区にある浄土宗大本山増上寺が所蔵する仏教経典「大蔵経」がユネスコ「世界の記憶」に登録されたことを受け、「世界の記憶の意義と役割」をテーマとして行われたものです。
当日は、日本ユネスコ国内委員会事務局次長 小林美保氏による「世界の記憶」事業の解説、浄土宗総合研究所研究員 柴田泰山氏による増上寺大蔵経の歴史的価値についての講演が行われ、記録遺産を未来へ継承していく意義について学びました。
▼生徒発表「若者からの期待」(添付資料参照)
本校ユネスコ委員会は、「若者からの期待」というテーマで発表を行いました。
発表ではまず、本校1・2年生を対象に実施したアンケート結果を紹介しました。その結果、「世界の記憶」という制度を知っている生徒はわずかであり、認知度が非常に低いことが明らかになりました。一方で、多くの生徒が「もっと知りたい」と回答しており、関心を持つきっかけが不足していることも分かりました。
こうした結果を踏まえ、生徒たちは次のような提案を行いました。
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増上寺のイベントで「世界の記憶」を紹介する特別ブースを設置する
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図書館や区民センターなどの公共施設で展示や体験の機会をつくる
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国民が候補を提案できる仕組みを取り入れ、制度をより開かれたものにする
地域・公共施設・国が連携することで、「世界の記憶」をより身近な文化資源として社会全体で共有し、未来へ継承していくことができるのではないかという提案を行いました。
▼生徒の感想
登壇した生徒からは、次のような感想が寄せられました。
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大きな会場での発表に最初は緊張したが、講演が非常に興味深く、貴重な経験になった。
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自分たちの提案が参加者から好評だったことが嬉しく、高校生の視点の大切さを感じた。
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文部科学省やユネスコ協会の方々から声をかけていただき、意見を発信することで次の活動につながることを実感した。
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高校生でも社会に向けて提案し、実際の取り組みにつながる可能性があると感じた。
今回のシンポジウムは、「世界の記憶」を通して平和や文化遺産の継承について考えるとともに、若い世代が社会に向けて発信することの意義を実感する機会となりました。
本校ユネスコ委員会では、今回の経験を今後の活動にも生かし、「世界の記憶」や平和について考える取り組みをさらに広げていきます。

