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東京都立三田高等学校

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2026/01/14 教育活動

短期留学終了報告

三田高校では海外からの短期留学生を受け入れています。

滞在期間は生徒によって異なりますが、短ければ2週間程度、長いと1年近くに及び場合もあります。

海外の学校に在籍しながら、日本の高校生活を体験してみたいという希望を持って申し込みをする留学生たちは、三田の生徒にとっても異文化に接する貴重な機会を提供してくれます。

留学生と机を並べて学習をする中で、新たな視点を得ることもでき、三田高校の文化を築き上げるのに貢献してくれています。

今回は、12月に短期留学を終えた生徒から三田で過ごした4ヶ月間の感想が届きましたので、ご紹介します。

 

東京都立三田高校へ――ドイツからの留学

中川樹実子

 私は2025年9月から12月まで三田高校に通いました。この4ヶ月の間にいろいろな一生忘れない経験をいっぱい集めることができました。

 私はドイツと日本のハーフとして、ドイツで生まれ育ちました。だから日本の影響は幼いころからうけ、文化も知ってるし、日本語も話すことができます。だから私にとって日本に来ることは、自分のルーツにもっと繋がりたいという大きな意味をもつものでした。もしドイツではなく日本で生まれていたら、私の人生はどんなふうに変わっていたのだろう。それを知りたくて来ました。最初は日本に来てもみんなに外国人として見られていることに気づいて、落ち込みました。なんで日本人は外国と自国の間にこんな太い線を引くのだろう。

 来たばかりの頃は、早く帰りたいと何度も思いました。でもそれは当たり前だと思います。知らない環境でどう振る舞っていいか分からず、思ってることをうまく表現できなくて悔しい思いをしたり、授業も難しいなど、さまざまな困難を乗り越えなければなりませんでした。人との付き合いも難しく感じ、例えば日本人が会話をするときに相手の目を見ないこと、私はそれにとても戸惑いました。逆に私も多分日本人にとって失礼なことをしていたと思います。

 でもこの困難を乗り越える価値がありました。モヤモヤする時間がだんだん少なくなって、楽しいことが徐々に増えてゆきました。親と離れて東京で暮らすのは、私にとって新しい経験ですごく楽しいことでした。授業もだんだん辛いものではなくなり、歴史や古文など内容が本当に面白くて、学校を楽しむことができました。

 三田高校に来て本当に良かったと思います。クラスのみんなもとても優しくて(一年二組最高!)、一生付き合いたいと思う友達もできました。今では留学を実現させてくれたすべての人に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

中川①

中央の色紙を持っているのが中川さんです。

三田高校を短期留学先に選んでくれてありがとうございました。

今後の活躍をお祈りしています。