120粒目:【祝!】センター特別指定校に指定されました!!
2022/06/15
今年度くるにしは「令和4年度東京都西部学校経営支援センター特別指定校」に指定され、その指定書交付式が本校で行われました。本校を統括する西部学校経営支援センター支所から担当課長と統括学校経営支援主事が来校されました。
「そもそも学校経営支援センターって何?」という声が聞こえてきそうです。
特別支援学校を含め、都立学校は全ての学校が東部・中部・西部の3つのエリアの学校経営支援センターに分けられています。さらにそれぞれのエリアは「所」と「支所」とに分かれています。そのうち西部は多摩地区八王子地区町田地区等を統括しています。その中から2校だけ特別指定校として西部学校経営支援センターから予算面を含めた様々な支援を「特別に」受けることができます。そのうちの1校にくるにしが指定されたということです。
次に浮かぶ疑問は「なんで、くるにしが?」だと思います。このあたりから想像してください。
それはズバリ「総合的な探究の時間」の計画が評価されたからです。「総合的な探究の時間」はくるにしを含めて全ての学校で既に行われています。しかしくるにしは今年度1年生(49期生)から新しい教育課程への変更に合わせて、「総合的な探究の時間」の内容を一新します。これについては昨年度から「探究プロジェクトチーム」を作って検討を重ねてきました。3年間を見越した指導内容を精査し、また3月には専門家の指導助言を仰げるように嘉悦大学と高大連携協定を結びました。
(「93粒目:高大連携調印式報告 & 地域防災訓練「自助」そして「共助」へ」https://cms.metro.ed.jp/kurumenishi-h/pages/2022/03/freepage_110.html参照)
今回はその計画を高く評価して期待をかけていただいたということです。
課題タイトルは『3年間の探究活動の指導をとおして進路指導を充実させる 「想像」から「創造」へ ~SDG’sをベースにした地域協働型の探究活動~』です。
本校の探究は「SDG's」と「地域協働」をキーワードにして活動していく予定です。そしてその活動で学んだことを活かして各自が自分の進路を考えていくという「キャリア教育」に位置付けています。
既に「総合的な探究の時間」は始まっています。
(「117粒目:違和感を大切にしよう」https://cms.metro.ed.jp/kurumenishi-h/pages/2022/06/freepage_144.html参照)
まずはくるにしの所在地である東久留米市を知るところから始めたいと考えています。来週には説明のために早速東久留米市教育委員会を訪問することになっています。
どんな探究活動になっていくか、想像してワクワクしてきます。新しい「くるにしの探究」に御期待ください。
①今朝は小雨が降っていて田無タワー方面もどんより曇っていました。
②指定書交付式に先立って、その際にお出しするお菓子を、前回買ってみておいしかったので、隣接する東久留米特別支援学校に注文してみました。急なお願いにもかかわらず特別支援学校の校長先生を始め多くの先生方に御協力いただき、なんと当日の朝に生徒2名、先生1名で校長室まで配達していただきました。初めての「出前」だったので、遠回りして正門から入って来たとのことでしたが、帰りは本校副校長の案内で、隣接する扉を解錠して帰っていただきました。気軽な交流ができるといいなと思っています。センター支所から来校された二人は既に来校していて、なおかつ東久留米特別支援学校の担当でもあるので、実際の交流場面を見ることができたことをとても喜んでいましたよ。本当にありがとうございました。
今度はもっと早くに注文するようにしますね。
③指定書交付の様子です。本校からは私の他に5名の教職員が立ち会う中での式になりました。