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2023/08/01 行事・学校生活

令和5年度 夏期勉強合宿 開校式

令和5年8月1日(火)~8月3日(木)の予定で、国立オリンピック記念青少年総合センターにて、小岩高校の3年生の希望者30名が勉強合宿を実施しています。その開校式の様子を写真を中心にお知らせします。

 

長野校長から、自らこの夏期合宿に申し込みをした生徒の皆さんにその自ら行動を起こして実践しようとすること。まず、その自分を褒めて、自らの進路実現を果たすことができるようにしながら、勉強合宿にしっかり取り組んでいきましょう。勉強合宿の目的について、確認をします。

1 合宿で勉強することにより、長時間集中して学ぶことを体験し、集中力・忍耐力を養う。

2 合宿生活を通して、同じ意志をもった仲間とともに受験に向かう気持ちを共有し、高い目標に向かって努力する姿勢を作る。

3 合宿や夏期講習、自学自習を夏休みの勉強の成果として、2学期以降の受験につなげる。

自分一人では、なかなか集中して、長い時間勉強をすることは苦痛です。どうか、この環境で、同じ意欲をもった仲間と一緒に勉強ができることにワクワクしてください。そして、勉強合宿に来てよかった!!と思えるように、自らの小岩プライドをさらに高め、皆さんの30歳の時になりたい自分を見据えた第一志望の進路実現を果たすことが小岩ブランドを高めていくことになります。是非、勉強合宿に来てよかったと思える充実した勉強合宿になることを心から祈念しています。

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勉強合宿に入るにあたり、校長自らの進路実現の話をします。皆さんが1年生の時の1学期の終業式の時にも、話をしましたが、エビングハウスの忘却曲線の3回復習を意識して、教員採用試験の勉強を進めました。自分の信じた問題集を1回目は4ページ覚える。2回目は1回目の4ページの復習をして、更に4ページ覚える。そして3回目は1・2回目の復習を8ページしてから、新たに4ページ覚える。以降同じように8ページ復習してから、4ページ新たに進める方法で勉強を積み重ねることで、効果的に3回復習をしながら、勉強を進めることができます。

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エビングハウスの忘却曲線で、3回効果的に復習することで、記憶の定着率の違いを説明する様子

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ラーニングピラミッドを示し、一番有効の学び方は「人に教えること」。できなかった問題は、友達に説明して覚えなおそう!!

勉強合宿で、寝る前にできなっかった問題を覚えなおす。朝、起きた時に再度、解き方を言えるか、言えないか。言えない場合は、勉強合宿の休み時間や自学自習時間に友達に再度解き方や覚えられない用語や単語について説明して教える場面を自ら作っていこうと正しい学び方について説明をしました。

続いて、進路指導主任の金子先生より勉強合宿に臨む心がまえについてのお話がありました。

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まず、しおりの「大学受験、および今回の勉強合宿に向けての決意を述べよ」がしっかり書かれているかの確認がありました。

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高い目標を具体的に設定すること。高い目標に対して、どのように取り組むか具体的に決意文を書くこと!!

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高い目標を立て、具体的な努力の手だてを書かなければ、低い部分に停滞します。しかし、高い目標を立てて、具体的な努力の手だてを積み重ねると高い目標にどんどん近づいていきます。だから、高い目標を立てて、具体的な努力の手だてを書いた決意文となるようにもう一度決意文を見直してください。

最後に3学年主任の風見先生より、勉強合宿に向けてのエールの言葉がありました。

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しおりのスケジュールを見てください。2日目は10時間以上勉強することになります。

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一人で10時間勉強するっていうのはとても難しいこと。この合宿で10時間仲間と一緒に勉強する経験をして、今後の受験勉強にしっかりつなげていきましょうとエールの言葉がありました。

2泊3日の勉強合宿が参加生徒の第一志望の進路実現の第1歩となります。実りある勉強合宿となることを心から祈っています。