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2022/12/22 行事・学校生活

1年生 防災訓練を実施しました!!

12月22日(木)に本校1年生を対象に、東京消防庁小岩消防署南小岩出張所の消防署の皆さんと小岩消防団の皆さん、地域住民の代表として本一色自治会の三田会長と横川さんをお招きして、災害発生時を想定した、実践的な総合防災訓練を実施しました。

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左から東京消防庁小岩消防署南小岩出張所加藤出張所長、本一色自治会の横川さん、本一色自治会の三田会長

東京都の防災服に白のヘルメットの長野校長から、30年以内に、首都直下型地震が70%の確率で発生すると予測がされています。万が一、皆さんが在学中に首都直下型地震が発生した場合、校長の私はこのように防災服を着て、この学校の災害対策本部長として、生徒のみんなの安全を守り、地域の方々で避難や救助を求める人たちがいたら、生徒のみんなに「共助」の協力をお願いすることになります。大災害が発生した時に、大切なことは自分の安全を自分で守る「自助」。そして、地域や身の回りに困っている人がいたら、周囲の人と協力して助ける「共助」を迅速に的確に実践することが求められます。防災訓練の所作や動作は一つ一つ確認しながら、実践します。高校生の君たちからすると、あまりにまじめすぎて、ついふざけたり、笑いを取りたくなるかもしれません。しかし、校長自らが防災服を着て、ヘルメットをかぶり、大真面目に防災訓練に参加していることを考え、皆さんも大真面目に一つ一つの所作や動作の声を出しての確認をしながら、正しい訓練の所作、動作を身に付けてください。また、本日、家に帰ったら、必ず、家族の人に正しい訓練の所作、動作を教えて下さい。また、災害が発生した場合のことを家族でしっかり話をしてくださいと話がありました。

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東京都の防災服、白ヘルメットで災害発生時と同じ服装で防災訓練に臨む心構えを話す長野校長

次に、東京消防庁小岩消防署南小岩出張所の加藤所長からは、小学生、中学生までは、災害発生時には守られる立場でした。しかし、高校生の皆さんは災害発生時には「守る」立場になってもらいたいと思っています。今日の訓練で正しい救助の方法をしっかりと学んで、いざという時にしっかりと地域の方々を「守る」ことができるようにしてくださいとお話があり、各クラスに別れて、実践的な防災訓練が始まりました。

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火事だー!!の声を出して、消火器を持って、火元に駆け付けます。

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消火器の安全ピンを外して、ホースを手に取るようにします。

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「火」を目指して、消火活動を開始します!!

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傷病者搬送訓練。運び手の生徒は傷病者に振動を与えないように足並みを揃えて搬送するようにします。

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傷病者発見。周囲の安全を確認して、「呼吸」と「意識」の確認をする小岩消防団の方による模範演技

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心肺蘇生法の実技講習。両手を組んで、傷病者の胸骨の真ん中を1分間に100回のリズムで押し込みます。

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小岩消防団のアドバイスを受け、正しいリズムで心肺蘇生法を学びます。

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小岩消防団の方から、AEDのパットの装着の手順についてAEDのアナウンスが身体のどの位置を指すのか教わります。

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AEDの電気ショックを実施する際の両手を大きく広げて、自ら安全を確認するポーズ

生徒たちは、東京消防庁小岩消防署南小岩出張所の消防隊員の皆さんと小岩消防団の皆さんの適切なアドバイスを真剣に聞いて、一つ一つ所作、動作を確認しながら防災訓練に取り組んでいました。

今日学んだ防災訓練のコツを家族にしっかりと伝えることで、いざという時に確実に実践できる力にしておいてください。