６０周年記念式典を挙行致しました！！

１２月２日(金)に江戸川区総合文化センター大ホールにて、東京都立小岩高等学校創立６０周年記念式典を挙行いたしました。

まず、長野校長から、「６０周年記念式典は、これまでの小岩高校の歴史を学び、良き伝統を受け継ぎながら、さらなる発展を誓いあう機会であること」「『小岩愛』といった愛校心を一層高めるとともに、日頃より学校を支えてくださっている同窓会、PTA、PTAOB白鷺会、地域の皆様への感謝の気持ちを新たにすること」についての話がありました。続いて、創立以来、本校を支えてきた「校旗」を生徒に披露して、６０年の伝統の重みとこれまでの卒業生が培ってきた信頼と評判である「小岩ブランド」といった「伝統のタスキ」をしっかりと引き継いでいくことの大切さについて生徒たちに呼びかけていました。

そのためには、現在の小岩高校での学校生活を充実させ、小岩高校に来てよかったという「小岩プライド」をしっかりと育て、自らの夢を実現させ、それぞれが活躍する場所でさらに頑張り続けることで小岩高校の卒業生は信頼できるという「小岩プライド」を高めていくことが「小岩高校の伝統のタスキ」を受け取った生徒みんなの使命である。

「小岩高校に来て良かった」という体感をいっぱいしよう！」「小岩高校に来て良かったと呟き、小岩プライド（自尊心）を育てよう！」「30歳の時になりたい自分になるために必要なTo　Doリストを作成して、日々の学校生活の中で実践して、自らを進化させていこう」と熱く生徒たちに呼びかけていました。

新校旗とともに、創立100周年に向けて「小岩プライド」の育成と「小岩ブランド」の成長を生徒と共に果たすことをここに誓いますと長野校長は式辞を締めました。

続いて、棚橋PTA会長より、新型コロナウイルスの影響で、様々な制約を受ける中で、生徒のみんなが明るく体育祭、文化祭や部活動に前向きに取り組んできたことやこのように60周年記念式典が実施できたことについての祝辞を頂きした。

棚橋PTA会長からのご祝辞

続いて、田口同窓会会長から、60周年のお祝いとして、305名の小岩高校の卒業生や旧職員から、「寄付」を募って「新しい校旗」を60周年のお祝いとして、贈呈することについてお話がありました。また、同窓会として、これまでの60年間を振り返り「嗚呼、我が岩高時代！！」という小岩高校60周年記念プレジェクトとして、記念誌を作成したので、生徒のみんなにこれまでの小岩高校の歴史と卒業生の思いを読み取ってほしいとお話がありました。また、100周年の時は、今の君たちが寄付を集めて、100周年のお祝いとして、「新たな校旗」を寄付してくださいと祝辞がありました。

新校旗の紹介をする田口同窓会会長

生徒代表挨拶は、生徒会長の2年生の渡さんがしました。記念すべき60周年記念式典で第60代生徒会長としてこのように挨拶ができる喜びを話しました。また、小岩高校は生徒が全力で何事にも取り組むことができる環境にあること。そして、それは、先生方、同窓会、PTA、地域の皆様のおかげであることに心から感謝していることを話しました。また、自らは勉強はもちろんのこと、部活動にも全力で取り組み、日々努力を積み重ねながら、生徒会本部役員として、特別支援学校の鹿本学園との交流やクリスマスイリミネーションの制作、朝の自転車マナー向上キャンペーン等をして、小岩高校を知ってもらったり、交流を深めたり、地域の人が安心して暮らしてもらうことができる工夫してきました。世界には、教育を受けたくても受けられない子供や毎日、安心して学校に通うことのできない生徒がたくさんいます。こんな中でも、私たちは最高の環境の中で過ごすことができていることに感謝します。小岩高校の生徒たちはこれから成長を続けていきます。そして、新たなる時代も小岩高校の生徒が一丸となって進んでいきますと力強く話がありました。