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2022/12/03 行事・学校生活

【2学年】「芸人に学ぶコミュニケーションのコツ」の特別授業を実施しました!!

11月30日(水)5・6時間目に2学年の生徒を対象に「芸人に学ぶコミュニケーションのコツ」の特別授業を実施しました。

まず始めに一人目の芸人さんが生徒の目をしっかり見ながら、自己紹介を始めました。続いて、2人目の芸人さんが一点を見つめ、淡々と自己紹介をしました。

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そして、どちらの自己紹介が良かったと思うか生徒に呼びかけました。

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1人目の芸人さんの自己紹介の方が良かったと手を挙げる生徒たち

実は1人目のの芸人さんは、できるだけ生徒たちの目を見ながら、自己紹介をしていて、2人目の芸人さんは生徒たちと目を合わせないように自己紹介をしていた事実を伝えました。

そして、2人目の芸人さんが生徒たちとできるだけ多くの生徒の目を見ながら、呼びかけるように再度自己紹介をして、「挨拶は目線が大事」であることを生徒に体感させていました。

続いて、「発想を変える」練習を体感しました。芸人さんから、生徒たちに、「グラスを書いてください」と呼びかけがありました。

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グラスを真剣に描く生徒たち

芸人さんに指名された生徒がみんなの前に出て、ホワイトボードに自分の書いたグラスを発表しました。

ワイングラスやコップを様々な形で紹介する生徒が多数いる中、「グラス」「ぐらす」と文字で書く生徒がいたり、「眼鏡」を描く生徒もいました。

次に「金」という漢字にアレンジを加えて、「新たな漢字」を考えてみようというワークショップにチャレンジしました。

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「金」という漢字にアレンジを加えた新たな漢字の生徒の作品例

一つの言葉から、「様々な発想をすること」「発想の転換をして、見かたや視点を変えてみること」「様々な人の発想を知ること」は、コミュニケーションを深めるきっかけになることを生徒たちに伝えていました。

休憩を挟んで、いよいよ芸人さんたちの「芸」や「ネタ紹介」で和やかにコミュニケーション基本を学びました。

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腹話術を真剣に見る生徒たち

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太田先生の生徒に対する本音としてデタラメを語り、生徒たちが大爆笑となった腹話術

続いて、台本となっている「ボケ」と「ツッコミ」のネタの漫才を生徒同士でやってみました。

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台本の「ボケ」と「ツッコミ」のネタで漫才の練習をする生徒たち

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指名された生徒による「ボケ」と「ツッコミ」を演じる漫才披露

みんなの「目」に見られているという「怖さ」を体感してもらいながらも、さらに相手の目を見ながら伝えることで漫才が面白く伝わることを生徒たちに感じ取れせていました。

また、自らが高校時代「いじられて嫌であった」けれど、芸人になって「いじってもらうことを楽しんでしまおう」と発想を転換したことが紹介されました。

「芸人から学ぶコミュニケーションのコツ」として、「相手の目を見て、挨拶すること」「様々な発想をすること」「様々な発想に触れること」「発想や着眼点を変えてみること」「コミュニケーションを積極的にとること」等の大切さを芸人さんの芸やワークショップから、たくさん体感しながら学ぶことのできた時間となりました。

今回のこの学びをそれぞれのコミュニケーション力の向上につなげていってほしいと思っています。