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2022/05/20 行事・学校生活

オンラインで「実践力を育てる」第1回防災学習を実施しました

5月20日(金)にオンラインによる「実践力を育てる」防災学習を各教室にてオンラインで実施致しました。

まず、家庭における火災発生の要因となる動画を視聴しました。
防災1

「電子レンジ火災 ”肉まんの加熱しすぎに注意”」

 

防災2

「たこ足配線に注意!!」

 

動画を見て、未然に防ぐためのすべきことをワークシートに記入しました。
防災3


次に、「自宅の2階で勉強をしている時に、隣の家が火事。どのように対応すべきか」について、グループで意見を出し合い、優先順位を考えるケーススタディを実施しました。


防災4

防災5

防災6

生徒たちは、「隣家の人を助けに行かなかきゃ」「いきなり、隣家のドアをあけようとしたら、火傷したり、バックドラフトがおきるんじゃない」「タオルやハンカチで煙を吸わないようにしなくちゃ」等、実践を想定した真剣な話し合いが各グループで繰り広げられました。

各グループ出た意見に優先順位をつけて、オンラインでFormsで回答します。

各グループからの回答を東京消防庁小岩消防署の大戸さんに講評と指導を頂きました。

防災7


各グループからの回答は、実践を想定されたものが多く、基本的にどれも正解であるといえます。ただ、初期消火については、初期消火できない火の大きさになることもあるので、「119番」「周囲に大きな声で知らせ」「身の安全を確保しながら、同時並行でできることを考えてください」

東京消防庁では、災害時は「高校生は戦力である」と考えています。災害発生時に「身の安全を確保して」「落ち着いて状況を把握」「そして自分のできることから協力する」をぜひお願いしたいと思っていますとお話しがありました。

生徒がワークシートを持って帰ります。ワークシートに書かれた内容を家族で再度話し合い、火災を未然に防ぐ実践行動を各家庭で引き出していただきたいと思っています。(防災担当)