校長あいさつ
.jpg)
東京都立八王子北高等学校 校長 延藤 修一
「今の自分が未来を創る ~ハチ北で自分を鍛え・育て、次のステージへ!~ 」
東京都立八王子北高等学校長の延藤修一です。ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
本校は昭和53年の開校以来、地元「八王子」の地域に根ざした学校づくりを目指してまいりました。地域の信頼を踏まえながら変革する未来にたくましく生き抜く人財を輩出するため、自ら学び、考え、挑戦する態度を身に着け、社会貢献意識を持った人材育成に取り組んでいます。
皆さんを取り巻く社会は、グローバル社会、情報化社会、人口知能(AI)の発展と、大きく、そして急速に変化しています。今までに経験したことがないことが生じてきたり、当たり前の答えがなく、自らの力で答えを導き出さなければならない時代となってきています。そのような社会の中で生き抜いていくため、本校では2つの特色を柱に教育活動を行っています。
一つ目は「探究学習」です。探究学習は自ら課題を設定し、情報を収集・整理しながら、自分自身で答えを導いていく、主体的かつ能動的な学習となります。昨年度までは八王子市を舞台にテーマを設定し、八王子市がもっと素敵な街になるためにはどうすれば良いかを考えてきました。今年度からは、より生徒一人一人の興味や関心、疑問などからテーマを設定して学べるよう、ゼミ形式(ハチ北ゼミ)で行っていきます。
二つ目は、「国際理解教育」です。昨年度から東京都教育委員会より「海外学校間交流推進校」の指定を受けています。釜山外国語大学校への三週間の語学研修留学の他、都立高校生の海外派遣研修、海外高校生の留学受け入れ、オンラインでの国際交流などを実施しています。さらに、3月には釜山への短期海外研修も新たに実施予定です。
人生100年時代と言われるなか、高校生活はわずか3年間です。しかし、この3年間は皆さんの未来に続く、最も大切な3年間となります。自分を見つめ、これからの在り方や生き方を考え、その実現に向けて必要となる土台を築く時間なのです。高校生活は学習だけではありません。学校行事や部活動に全力で取り組むことで、努力や協力を学びます。ホームルーム活動など集団生活では、人権意識や思いやり、公正や責任を身に付けます。これらは誰かが教えてくれるものではなく、生徒の皆さんが主体的な行動、自律的な行動を通して身に付けていくものです。高校は自らが学ぶところです。何事にも自分から挑戦していってください。
最後に、私たち教職員一同は生徒の皆さんが八王子北高校で充実した学校生活を過ごし、自分づくりができるように支援してまいります。そのためには、保護者の皆様や地域の皆様の御支援が不可欠です。どうぞ、今後も本校の教育活動に御理解いただき、御支援と御協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。