校章

東京都立八王子北高等学校

特色

挑戦
~今の自分が未来を創る~

01

ハチ北を支える2本の柱

①探究学習地域
探究推進校をベースに「ハチ北ゼミ」へ
変化する社会の中で、自ら課題を設定し、答えを導き出していく力の育成を図っていきます。

②国際理解教育
海外の学校との交流や海外研修等を通して、生徒の異文化理解を深めるとともに、コミュニケーション能力の向上を図ります。

02

青春を止めない

【文化スポーツ特別推薦制度】
硬式野球部・サッカー部・吹奏楽部で実施しています。これらの部活動は本校の部活動全体の活性化と技術力向上、そして学習との両立を牽引する部活動です。

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03

自己実現を目指す力は進化しながら継承される

すべての生徒の希望進路の実現。これが八王子北高校の目指す進路指導です。八王子北高校では、夢を叶えるために日々頑張っている生徒を、さまざまな形で応援しています。

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【地域探究推進校】(令和3年~6年度 東京都教育委員会指定事業)

地域探究推進校

令和3年度からの4年間の東京都教育委員会指定事業となります。これは、学校が配置されている地域の課題について生徒が解決策を提案するなど、地域の活性化への貢献を通して学校の特色化を図るとともに、地域の課題に対して、探究的な学びを通じて解決を図り、新しい時代に求められる資質・能力を育み、将来、地域で活躍する人材の育成を目指すものです。

ハチ北探究クエストの重点目標

八王子北高等学校の探究学習を総じて【探究クエスト】と名称しています。来たる未来社会を支える社会人として、逞しく社会貢献できる人材を育成するための探究活動として次の項目を重点目標としました。

1.現在の社会の課題を知る

課題発見には知識が必要です。不思議な思いを抱く事柄や希望する社会に向けて、八王子や他の都市の実社会の、情勢や経緯を知識として蓄えます。また、(課題発見)

2.課題解決に向けて情報を収集し考察する

課題発見から、テーマを絞り、解決方法を予測(仮説設定)しながら、課題に正対した先行事例や実生活として体験するフィールドワークや関連文献等によるデータの情報を収集します。(情報収集)次に情報を整理・分析し、解決方法の論理的根拠として論を立てていきます。(仮説検証)

3.社会貢献への意識を持って課題解決方法を提案する

探究活動についてまとめ、図やグラフを用いて客観的根拠を基にした課題解決方法を発表します。(表現・発表)
評価者からの意見やアドバイスを参考に課題解決に向けて再検討を試みます。
ハチ北探究クエストは、八王子市の活性化を大きなテーマします。
1年生は、まず知識を取り入れることから始めます。『探究学習とは』から始め、身近な事柄をテーマに探究的手法の演習を繰り返します。また、八王子市という自治体をたいてとするので、経済・環境・社会の関連をSDGsワークショップで学びます。
2年生では、テーマに対する自分の課題を設定し、共通課題のグループをつくります。そして、協働しながら仮説をたて、検証するために夏休みにフィールドワークを行いデータの収集分析を行い、考察をします。そして、最後にはグループでポスター発表を行い、八王子市へ提言します。

【ハチ北ゼミ】(令和7年度より)

各分野の中から各自の興味や関心、疑問から課題(テーマ)を見つけ、探究学習を進めていきます。学習を通して自ら答えを導き出す能力や、プレゼンテーション能力などの育成を図っていきます。

〇主な分野
「八王子地域探究」「日本文学・日本文化」「言語学」「算数・数学・数」「美容」「看護・医療」「保育・教育・福祉」「栄養・食物」「SDGsを社会科学的に探究する」「SDGsを理科的に探究する」「日本史・世界史・世界遺産・修学旅行」「政治・経済・地理・難民」「英語・異文化理解・国際関係・観光」「韓国」「コンピューター・アプリ・SNS」「音楽・美術・書道」「スポーツ・トレーニング」「防災・防犯・交通安全」

教育課程

科目に偏ることなく全員で必修科目を履修することにより、確実な学力の定着を図ります。特に数学Ⅰ、数学Ⅱ及び英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ及び論理・表現Ⅰは習熟度別授業、言語文化と家庭基礎は少人数授業を実施し、個々の学力の伸長を目指します。3年次での自由選択は進路選択に併せた内容を多面的・横断的に学習していきます。

国語

言語活動を通して多角的に考え表現する力の育成

実社会に必要な知識、技能を身に付けるとともに、話すこと・聞くこと・書くこと・読むことの活動を通して国語を的確に理解し、効果的に表現する資質・能力を育成します。
1年次では、上代から近現代に至るまでの様々な作品、文章に触れます。基礎基本をしっかりと理解し、発展的な内容にも対応できるようきめ細かく指導しています。
2、3年次では、より多様な文章に触れ的確に理解し効果的に表現する能力を育成します。進路や適性に応じた選択授業も開講しています。

社会

将来、公民として通用する力の育成

本校の地歴公民科では、1年次で歴史総合と地理総合、2年次で日本史探究と公共、3年次で世界史探究と政治経済を学ぶカリキュラムになっています。また、3年次では、選択科目を設置し、それぞれの興味や進路活動に合わせて、さらに深く学ぶことができます。現在18歳選挙権が認められ,高校3年生から政治に参加することができるようになっています。皆さんがより良き市民、より良き主権者へと成長できるように指導、支援を行っています。
授業では基礎・基本の定着を中心に教科指導を行っています。それぞれの教員が、教科書や資料集の精読、ICT機器などを利用した授業などを行い、「わかる授業」、さらに、一人ひとりが「できる授業」をめざし指導を行っています。

数学

基礎から難問へもトライし、数学的思考力を育成

1年次では数学Ⅰと数学Aを学びます。基礎的な知識・技能が定着できるよう、主体的に問題に取り組む問題演習の時間を十分に確保しています。物事を筋道立てて考えるとともに、誰にでも理解できるよう表現することも大切にしています。
2年次で学ぶ数学Ⅱでは、習熟度別に20~30人のクラスに分け、生徒の学力に応じたきめ細やかな指導を行っています。基礎的な内容に加え、発展的な課題にも取り組み、初見の問題にも間違いを恐れずチャレンジする姿勢を養っています。
また、2・3年次では多様な選択科目を設置しています。特に上級学校進学を希望する生徒に対しては、数学への理解をさらに深める指導を行っています。

理科

自然科学に基づく日常生活の思考力の育成

全員必修科目である1年次の化学基礎、2年次の物理基礎と生物基礎では、実験・実習・演示の機会を設け、様々な自然現象に触れることのできる場を設定しています。3年次の看護や理系進学希望者を対象に自由選択科目として物理・化学・生物の各専門科目と各基礎科目を設け、発展的内容と演習を中心とした授業を行い、各自の進路実現を目指した教科指導を行っています。自宅学習期間では、独自の演習課題や動画視聴を通して、自然現象に対する興味・関心を高めるとともに、科学的に分析、解釈する能力の育成を図ります。

英語

コミュニケーション力、自己表現力の育成

各学年の全ての必修科目で習熟度別少人数制授業を実施しています。そのため1クラスは20人から30人程度で、きめ細かな教科指導が行えています。外国人講師との授業もあり、生徒たちは楽しみながら外国語を用いて積極的にコミュニケーションを図る力をつけていきます。
2年次3年次には選択授業を設置し、英語に興味を持ち、さらに深く学びたい生徒に対応しています。また、実用英語検定へのサポートも積極的に行っており、英検にチャレンジする生徒が年々増えています。英語力を積極的に磨くことができる環境になっています。