【北高REPORT】2年生探究の特別講演が行われました

6/19(水)体育館にて、探究学習のための特別講演会が行われました。講師は、東京大学の神崎先生で、テーマは「動け！昆虫ロボット！　輝け！探究のひらめき」です。

私たちの身近にはいるけれども、その多くが謎に包まれている昆虫の世界。そんな昆虫の世界について、脳研究のパイオニアである神崎先生が講演してくださいました。知られざる昆虫の世界や、昆虫の脳が持つ可能性など、非常に面白く学びがある内容で、生徒も釘付けになっていました。
また講演の後は、生徒有志を募って筋電位でドローンを飛ばす実験を行いました。手を動かすだけでドローンが飛んだときは歓声が上がりました！
生徒たちは、それぞれが決めたテーマで一年間探究学習を行います。今回の講演から、探究に対する姿勢やプレゼンの方法など様々なことを学び吸収して、よりよい探究学習にしてくれることでしょう。

以下、生徒のコメントを一部掲載します。

感覚の世界、時間の世界、大きさの世界で私たちが感じ取っているのは、あくまで人が感じ取れる範囲のものでしかないという視点を初めて知れました。特に、一瞬の時間は生物によって異なるという言葉が印象に残りました。

人間以外の生物が感じる世界について、実験や考察をするだけでなく、その感覚を人間の世界の技術にどのように応用できるのかを考えているところが、とても面白く、より他の生物への興味が湧くきっかけとなった。

専門分野以外の様々な分野と融合して研究を進めている点が興味深かった。自分も多方面に興味関心を持つことを大事にしたいと思った。