校章

東京都立千早高等学校 全日制

卒業生紹介

高橋あけ乃(第8期生)

立命館アジア太平洋大学

現在:キリンビール株式会社

 千早高校での3年間は、いろいろなことに全力で取り組んだ毎日でした。私は働くことの意味を考え、働く喜びを体験したいと思い、2年生からある企業でのインターンシップ を始めました。千早高校はビジネスコミュニケーション科ということもあり、日頃から社会やビジネスとの接点が多く、学校の学びを仕事でも活かすことができ、同時にインターンシップで学んだことを学校でも活かすことができました。困ったことや悩んだことがあれば、先生や友人が支えてくれ、さまざまな問題を解決することができました。また、千早高校 は、学校行事に対して熱心で、体育祭や文化祭前になると全校生徒が一致団結します。行事を通して仲間を作り、充実した毎日が送れたのは、全員が『RESPECT』の精神をもって生活していたからだと強く感じます。このような活力あふれる学校で3年間学ぶことができてよかったです。

川合 智己(第9期生)[練馬区立豊渓中学校卒業]

専修大学 商学部 会計学科卒業

現在:EY新日本有限責任監査法人 金融事業部

 私が千早高校を選んだのは、「ビジネスコミュニケーション科」という一風変わった名前の学科に、何か自分を変えるものがあることを感じたからです。そして入学後、初めて簿記というものに触れたとき、「あ、これだ」と直感したことを覚えています。その後、高校1年生で日商簿記3級、2年生で2級を取得し3年生になったとき、このスキルをさらに高めようと公認会計士を志すようになりました。
 大学では公認会計士試験の勉強に特化できるよう商学部を選択し、日々勉強していました。勉強自体は苦ではありませんでしたが、毎日のように遊んでいる周りの友人が少し羨ましかった記憶があります。そのような中でコツコツと勉強を重ねていたのが功を奏し、大学3年生の夏に公認会計士試験に合格することができました。
 高校1年生のとき初めて知った簿記、すなわち会計の世界にやっと足を踏み入れられたことが嬉しく、楽しんで働いています。
 思い返してみれば、当時中学生だった私の「千早高校には何か自分を変えるものがあるかもしれない」という漠然とした思いや高校1年生という早い段階で簿記というものを知っていたということが、今の私の基礎を築いているのだと思います。

益本 実和(第10期生)[武蔵村山市立第一中学校卒業]

成蹊大学 経済学部 経済経営学科 卒業

現在:一般社団法人 発明推進協会

 千早高校では尊敬する人にたくさん出会いました。ビジネス科目の先生方には「好奇心を持ち行動する事」「人との信頼関係を大切にする事」の重要性を学びました。特に二年次のコミュニティデザインの授業では自分ととことん向き合う一年を過ごしました。困難な事でも目を背けず真摯に向き合う事で、何事にも屈せず挑戦する事ができるようになりました。さらに、情熱を持ち行動する事で、誰かを感動させる事ができることにも気づきました。 そんな姿勢を高校生の時に身に付けられたことから、大学でも目の前の課題に対して丁寧に取り組む事ができています。
 千早高校は私の転機となった場所です。素敵な先生や仲間に出会い、今の私があります。これからも出会いやきっかけを大切にできる人であると共に、何事も真面目に楽しく取り組める人でありたいです。

辻 遥香(第11期生)[東久留米市立南中学校卒業]

立教大学 経営学部 国際経営学科 在学

 私にとって千早高校は英語だけでなくビジネスという強みを与えてくれた場でした。もともと英語に興味があった私にとって「読む・聞く・話す・書く」の4技能全てを高められる環境はとても魅力的でした。
 また簿記や経済をはじめとしたビジネス科目は高校卒業後さらに社会に出てからも役に立つ生きた知識だと強く感じています。現在は「英語でビジネスを学ぶ」ことができる立教大学国際経営学科に所属し、日々の授業だけでなく短期留学や海外インターンシップなどにも積極的に参加しています。
 千早高校は学びたい意思のある人に多くの機会を提供してくれます。自分の考えや思いに基づいてこの環境を最大限に生かしてほしいと思います。

川﨑 井阿(第12期生)[新宿区立牛込第二中学校卒業]

東洋大学 国際学部 グローバルイノベーション学科 在学

 私にとっての千早高校は、ダイバーシティ(多様性)を認め合い、お互いをRESPECT(尊敬)し合える仲間と共に学び、興味を追求していける場所でした。卒業後もRESPECT精神を胸に、それぞれ歩む道を応援し合える関係を多くの人たちと築くことができました。
 「実践」は千早高校での学びを大きく象徴する言葉です。例えば、英語。3年間で数え切れないほどの数の英語の本や絵本を読み、プレゼンテーションやスピーチを通して、使える英語を実践的に学んでいくことができます。ビジネス科目でも、インプットだけではなくアウトプットするチャンスが多くあり、生きた学びが実現されています。個人的には、英語部の部長や体育祭での応援団の団長を務めたことで、リーダーシップを身に付け、コミュニケーション力を向上させるができました。
 進路を決め、AO入試の準備をして行く際には、先生方が放課後に時間を割いて一人一人と親身になって向き合い、サポートしてくださいました。また、キャリアセミナーなど、企業の方々から様々な職業についてのお話を聞く機会なども多くありました。他の学校と比べても、キャリア教育、そして、進路指導はとても充実していたなと実感しています。
 千早高校には、やる気次第で多くのチャンスを掴み、ぐんぐん成長していける環境があります。私も、日本の教育改革という夢に向かって全力で学んでいきます!

岡澤 萌映(13期生)[荒川区立第三中学校卒業]

実践女子大学 人間社会学部 現代社会学科 在学

 千早高校に入学してから自分に自信がつき、何事にも挑戦してみようと思える様になりました。中学まではみんなが同じ授業、同じテストを受け成績が決まります。その結果を見る度に、そこに書かれている多くの数字が自分の価値や能力だと思い込んでいました。
 しかし千早高校独自の英語と商業系の授業を受けるにつれ、専門的な知識が武器になることを知りました。特に私は商業系の科目に力を入れ、向上心の高い沢山の友人や生徒想いの優しい先生方のお陰で、全商簿記1級に受かりました。この成果は今でも自分の誇りですし、高校生活のいい思い出の1つです。
 自信がつく事で挑戦し続ける勇気や忍耐力が付き、最後には結果として明確に表れます。今でもその自信は大学やアルバイトでとても役に立っています。学力ではなく将来を見越した力がこの千早では身に付きます。「自分とは何か」考えることや「将来への不安」で悩んでいる方は是非、千早高校に来てください。高校卒業時には素敵な10代になっていると思います。