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2025/12/08 お知らせ
伝統木版画体験授業
11月25日・26日に本校、美術Ⅰで伝統工芸士の先生方をお招きし、伝統木版の摺り体験を行う授業を実施しました。毎年この時期に実施していますが、今年は特にNHK大河ドラマでも浮世絵が取り上げられており、ホットな内容となりました。実際の作品も持参していただき、手に取って本物を鑑賞できる貴重な体験となりました。

本物の版木はこんなに厚くてしっかりしています。道具も一流のものばかり。

初めての摺りに緊張の一瞬です。

ハガキ大のものも体験しました。

先生方は手取り足取りで教えてくださいました。

雲母を使った摺りは写楽の作品で実演していただきました。

本物の作品も手に取り鑑賞できました。
生徒の感想:・一つ一つが細かくて濃度を一つの色だけで表せているのがすごいと思いました。作品の情景がすごく伝わってきて感動しました。
・印刷は機械でしか知らないかったので、手作業でやるのが楽しかった。
・日本の版画は西洋のように額に入れる文化がないから、人は手に取って絵を楽しんで、身近なものであったことを知ることができた。より楽しめるようにキラを入れたり、空ずりをして工夫していることを知った。
・江戸時代から伝わる語法が100年以上たっても伝わっていることに感動した。先人の知恵に感嘆した。