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東京都立飛鳥高等学校

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2025/04/17 お知らせ

飛鳥高校の植物

 

 

飛鳥ソテツ加工

本校正門に向かって右側に堂々と聳えて、一種南洋風異国情緒を漂わせているソテツ。国際理解教育を進める本校の、シンボルツリーともいえる常緑樹である。このように立派に生育したものは近隣ではあまり見られず、他校にはない見事な正門付近の景観を呈している。

九州南部から南西諸島、台湾、中国南部に分布するが、耐寒性があり貧栄養地でもよく育つので、観賞用に多く植栽されている。裸子植物で、イチョウとともに樹木の中では最も原始的な仲間の一種とされる。中生代から形態があまり変わっていないため、「生きた化石」とも呼ばれる。受粉から結実の過程で、花粉が精子を発生させるという性質がある。

葉のつき方やその形がヤシに似ているので英語名でSago palm(サゴヤシ)と呼ばれるが、ヤシの仲間ではない。幹の中途から萌芽するので、ある程度育ってから切除したものを苗として繁殖して、観葉植物に使える。ソテツマダラシジミというシジミチョウの食草となり、葉が食害されることがある。

また、本校にはたくさんの植物が植栽されており、本校の魅力の一つでもある。

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