学校からのメッセージ

校舎の写真

校長挨拶

東京都立多摩高等学校長 上村礼子の写真 第26代校長 上村礼子

 東京都立多摩高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
 本校は、大正12(1923)年4月に地域の皆様の切なる思いで開校し、本年度で創立100周年を迎える歴史のある学校です。本校はスローガンを『生徒が相互に成長し続ける学校』とし、3年間の学びの中で卒業後に役立つ『社会人基礎力』を身に付けていきます。
 社会人基礎力とは「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(経済産業省、2006年)から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」つまり、社会人として身に付けておくべき力です。多摩高校での3年間の学びで、多様な考えをもつ他者と協力し合いながら、自ら考えたことに自信をもち、たくましく挑戦し続ける人材の育成を目指します。  本校の特色として、キャリア教育の観点に基づいたきめこまやかな進路指導があげられます。生き方についての視野を広げ、自らの卒業後の進路に大志を抱いて目標を設定し、自ら設定した目標を実現していく3年間の系統的なキャリア教育を実施しています。キャリア教育の一環としてのキャリアデザイン・オリエンテーション(1学年)、進路先見学会(2学年)、キャリアデザインガイダンス(3学年)などにより、生徒は自らの力を見いだし、社会で貢献しようとする意欲を高め、社会人基礎力を身に付けて進路を実現しています。
 45分7時間授業(週2回)、校内寺子屋事業を活用した「たまなび(自学自習スペース)」、東京の教育資源(森林・林業)を活用した教育活動など、新たな教育活動も実施しながら、生徒一人一人の可能性を引き出していきます。
 今、社会はテクノロジーの発展により、仕事の多くをAIやロボットが担う時代がやってきます。そんな時代を生き抜くためには、テクノロジーを使いこなすだけでなく、テクノロジーでさまざまな課題を解決できるようにならなければいけないと言われています。多摩高校ではこのテクノロジーを使いこなすためのSTEAM教育も積極的に取り入れていきます。
 ホームページでは、本校の取組や生徒の様子をできるだけ多く、紹介していきます。また、学校説明動画を始め、生徒が学び合う教育活動に関する動画、公開行事や学校説明会等のご案内も掲載していきます。皆様には本校の特色ある教育活動をご覧いただき、少しでも本校に興味をお持ちになられた方は学校までお越しいただければ幸いです。皆様のご来校をお待ちしています。