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2024/12/04 お知らせ

校長だより146-校則見直しに関する臨時生徒総会

臨時生徒総会で、校則見直しについての生徒の意見についてまとめたものが校長に提出されました。

ここまで、中心となって校則見直しについて議論をしてきた生徒会役員の皆さんの活動は素晴らしいものです。

今後はさらに、生徒の皆さんと以下の3つの問いについてさらに考えていきたいと思います。

「誰のために校則を変えた方がよいのか(すべての生徒に当てはまるのか)。」

「どうして変えた方がよいのか(変えることの理由と意義は誰に対しても納得できるものか)。」

「どのように変えた方がよいのか(多数決ではなく意義や変えることでの影響を深く考えたうえで、具体的な改定案があるか)。」

生徒の皆さんとともにさらに意見を交わしながら、より良い学校生活が送れるようにしていきましょう。

 

以下は校則見直しに関する文部科学省「生徒指導提要」からの抜粋です。

「校則は、最終的には校長により適切に判断される事柄ですが、その内容によっては、児
童生徒の学校生活に大きな影響を及ぼす場合もあることから、その在り方については、児
童生徒や保護者等の学校関係者からの意見を聴取した上で定めていくことが望ましいと考
えられます。また、その見直しに当たっては、児童会・生徒会や保護者会といった場にお
いて、校則について確認したり議論したりする機会を設けるなど、絶えず積極的に見直し
を行っていくことが求められます。そのためには、校則を策定したり、見直したりする場
合にどのような手続きを踏むことになるのか、その過程についても示しておくことが望ま
れます。
 校則の見直しの過程に児童生徒自身が参画することは、校則の意義を理解し、自ら校則
を守ろうとする意識の醸成につながります。また、校則を見直す際に児童生徒が主体的に
参加し意見表明することは、学校のルールを無批判に受け入れるのではなく、自身がその
根拠や影響を考え、身近な課題を自ら解決するといった教育的意義を有するものとなり
ます。」

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