梅雨の長雨に心沈む六月なれど、花と向き合う我が「和室」(https://cms.metro.ed.jp/takenodai-h/news/2026/06/modern_campus.html)には、瑞々しき花々の香と爽烈なる空気が満ちております。雨音を遠くに聞きながら、枝の向きや葉の重なりにそっと手を添えるひとときは、日々の慌ただしさを忘れさせ、心を静かに整えてくれるものにございます。
私たちは放課後、松月堂古流の師範を迎え、移ろう四季の美を器の上へと生け写す技を、楽しく学んでおります。春は若芽の息吹、夏は青葉の涼、秋は実ものの深み、冬は枝ぶりの凛とした気配――季節ごとの趣を感じ取りながら、基本の形や花材の扱い方を少しずつ身につけてまいります。
部員の多くは皆、初心者よりの始まりなれば、花鋏の持ち方、剣山の使い方、花を傷めぬ水揚げの工夫など、初歩より丁寧に取り組みます。花の命を活かす作法や美しき立ち振る舞いも、稽古の積み重ねのなかで自然と身につくものにございます。
本校を志す受検希望者の皆様、我が華道部は、日頃の学業の疲れを癒やすに相応しき、心安らぐ温かな場所でございます。入学の暁には、古き良き伝統文化の門を叩き、新たなる挑戦をしてみませんか。見学会や体験入部にて、皆様と和室でお会いできる日を、部員一同心待ちにしております。